多孔質な生地が遠赤外線効果を発揮する
鎌倉時代に本格的な生産が始まったといわれる伊賀焼。伊賀焼が発展したのは、伊賀が良質な陶土の産地であること、薪に最適な赤松の森林が豊か豊かであったことが大きな理由です。
伊賀市周辺は約400万年前は古琵琶湖があったといわれており、植物や生物の遺骸が多く含まれる堆積層、古琵琶湖層という地層があります。伊賀焼の陶土はこの地層から産出されますが、高温で焼成すると遺骸が燃え尽きて細かい気泡ができ多孔質な生地になり、「呼吸する土」といわれるほどの粗土で遠赤外線効果が高く、優れた耐火度を有する特徴があります。
季節の旬の食材を美味しくヘルシーに食べる
野菜不足といわれる我々現代人。厚生労働省が目標とする成人の1日あたりの野菜の平均摂取量は350グラム以上とされています。野菜は生の状態ではかさもあるので、これだけの量を摂取するのは難しいと考えられる方も多いかもしれません。たくさんの野菜を美味しく手軽に食べられるように、伊賀焼の土鍋を使った「ヘルシー蒸し鍋」はいかがでしょうか。
遠赤外線効果が高い伊賀焼のヘルシー蒸し鍋は、食材への熱の通りがよく短時間で蒸し上がるため、水分でべたつかず食感よく仕上がります。肉や魚の脂はすのこから落ち、野菜のかさも減るため、ヘルシーにたくさん食べられます。季節の旬の食材そのものの味をシンプルに味わえるのも魅力です。またすのこを外せばふつうの土鍋として使用できるので、幅広い用途でご活用いただけます。
2〜4人用のサイズですので、食卓を囲んで召し上がっていただけます。
- 伊賀焼の歴史は約1300年前、奈良時代に始まり、鎌倉時代から本格的になったといわれています。今日まで伊賀焼が発展してこられたのは、伊賀が良質な陶土の産地であること、薪に最適な火力の強い赤松の森林が豊かであったことが大きな理由です。
長谷園は天保3年にこの地に築窯して以来、伊賀焼の伝統と技術を継承して参りました。伊賀焼の優れた性質は調理具に適しており、美味しい食事を作るのはもちろん、楽しく食卓を囲めるような機能を心掛けて商品を作っています。
特別な日だけでなく、日々の食卓でお客様の笑顔の一助となれればと日々精進しております。
(長谷製陶株式会社 代表取締役 長谷 優磁)
遠赤外線効果が高い伊賀焼の土鍋は、食材の熱の通りがよく短時間で蒸し上がるため、食感よく蒸し上がります。肉や魚の脂もすのこから落ちてとってもヘルシー。すのこを外せば土鍋として使えます。2〜4人用です。