
鮮魚問屋の新たな一歩
昭和十五年創業の海産物問屋「辻喜」の四代目が関西で修行していた時代に「これほどおいしいものは他にない」と惚れ込んだ秘伝の白みそ。
その後、会社を代表する立場となった時「魚屋の新たな一歩として、あの白みそをつかった新製品をつくろう!」と挑戦を決めたそうです。ご縁で出会った和食の職人と、お互いが納得いくまで試作を重ね完成させたのがこの商品です。
同じ種類の魚であっても、身のしまり具合や脂ののり方を見極め、その都度配合を変え、白みそがほどよく馴染むよう味を整えています。
機械を使わず、すべて手仕事。一匹ずつ丁寧にさばいて、心を込めて漬けています。
辻喜の白みそ漬けの特徴である、ほんのり甘くてフルーティな味わいは、白いごはんは勿論のこと、日本酒や辛口焼酎、白ワインなどにもよく合いますので、お酒好きな方への贈り物としてもおすすめです。

創業以来八十年以上培ってきた「鮮魚を見定める確かな目」
辻喜のモットーは、「正直さ」と「誠心誠意」。その後、創業以来八十年以上培ってきた「鮮魚を見定める確かな目」が強みです。同じ漁港で揚がった同じ名前の魚でも時期や状態によって味は大きく違う中、良質な一匹を選定しています。
それは名古屋を代表する料亭やホテルなどの料理人が買い付けにくるほど、確かなものです。
辻喜のある柳橋中央市場は、名古屋駅から徒歩約5分の場所にあり、一般のお客様もお買い物ができる市場です。とびっきり美味しい食材が並ぶ活気ある市場にぜひお出かけください。(午前6時頃から営業していますが、プロの料理人の買い付けが終わる頃の午前7時以降をおすすめします。)

- 「とにかく美味しい魚の製品を作れないか。そしてそれには何にこだわるべきか。」
魚食離れが著しい昨今の日本、魚屋としては考えさせられるテーマです。辻喜は、ほんのり甘口な白みそを使った漬け魚を思いつき、「辻喜の白みそ漬け」と名付けました。
一番のこだわりはやはり原料になる「美味しい魚」です。名古屋の台所「柳橋中央市場」でプロの料理人たちを相手に鮮魚問屋を4代にわたり営んでまいりました。これまで培ってきたその厳しいまでの目利きを駆使して、厳選した鮮魚を買い付けから切り身そしてみそ漬けの工程まで、全てを自社で一貫して管理しています。
漬け込むみそは100年以上続くみそ蔵の秘伝の白みそを使い、お食事にもお酒のアテにもお弁当の一品にもなるように仕立ててあります。
小さいお子様からお年寄りまで誰にでも好かれるように、特に小さいお子様には辻喜の白みそ漬けを食べて、これからの人生において魚好きになってほしいとの思いが強くあります。その思いをもって市場の実店舗では従業員一同気を引き締めながら今日も「美味しい魚」たちと真摯に向き合っています。
(名古屋柳橋中央市場 株式会社辻喜 代表取締役 辻直希)












名古屋の台所、柳橋中央市場の鮮魚問屋「辻喜」が作る魚の白みそ漬け。秘伝の白みそに、厳選素材のアワビ、金目鯛、サーモン、銀ダラを漬け込んだ状態でお送りします。魚を取り出した後、お肉を漬けるのもおすすめ。