甲州種の魅力を引きだした至極の逸品
明治18年(1885年)日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期、いち早く西洋文化の華である"葡萄酒"に注目し、誕生したのが「ルミエール」です。「本物のワインを造るには本物のブドウを育てること」という創業当時より受け継がれてきた理念を忠実に守り、自社農園の開拓、醸造技術の向上を図るなど、ルミエール=光という名のごとく、ワイン文化に輝きを与える格式と風格あるワイン造りを続けるワイナリーです。
甲州種をシュ−ルリー製法で製造した日本ワイン(※)です。シュールリーとは、フランス語で(澱の上)という意味で、通常は澱引きと言って上澄みを移してしまうのですが、シュールリー製法の場合、アミノ酸などのうまみ成分を引き出す為、数ヶ月タンク内に静置します。なんといってもシュールリーの特徴は、ワインの移動が最小限に抑えられ、空気との接触が少ないために酸化しにくく、葡萄そのもののフレッシュさや果実味を楽しむことができることです。
ミネラル感にあふれ、フルーティーでフレッシュな果実香とまろやかで程よい厚みのある豊かな味わいのきりっとした辛口です。てんぷら・串揚げ・魚料理など、家庭料理にも良く合うワインです。
※「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインです。
格式と風格あるワインを造り続ける伝統
ルミエールのブドウ畑は、山梨県の日川や京戸川などから運び込まれた土砂が形成した扇状地の上にあり、表土の下は花崗岩の砂礫が堆積しているブドウの栽培に適した土壌となっています。水はけが非常に良いのでブドウの樹の根が地下深く張るのに適しています。 更に、地下に流れる伏流水も最適なブドウ造りへの役割を果たしています。
ルミエールの自社畑では、あえて畑を耕さず多数の雑草が自生する不耕起栽培を採用するなど自然に近い状態でブドウを育てています。
「最高品質」へのこだわりのもと生まれたワインは、国産ワインコンクール、ジャパン・ワイン・チャレンジといった国内のコンクールはもとより、国際ワインコンクールでも金賞を受賞するなど高い評価を獲得し、今や山梨を代表するワイナリーへと成長しています。
- 本物のワインをつくるには本物のぶどうを育てること。創業からこの教えを忠実に守り、自家農園の開拓、ぶどうの改良、ヨーロッパ品種の導入など、品質へのこだわりはルミエールの至宝ワインとして見事に結実しています。
格式と風格あるワインをつくり続けてきた伝統。ルミエール=光という名のごとく、これからも日本ワイン文化に輝きを与える光でありたい。株式会社ルミエールのかわらぬ姿勢です。
(株式会社ルミエール 代表取締役社長 木田茂樹)
甲州種をシュ−ルリー製法で製造したワインです。葡萄そのもののフレッシュさや果実味を楽しむことができ、ミネラル感にあふれ、程よい厚みのある味わいで和洋を問わずに料理の味を引き立てるワインです。