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富士 大淵笹場 緑茶・紅茶ティーバッグセット

富士山の麓に広がる「大淵笹場」で大切に育てられた茶葉から作られた、緑茶と紅茶をセットで。ティーバッグで美味しいお茶を気軽に楽しめます。こちらの商品の売上の一部は、景観保全活動に活用させていただきます。

  • 3,294円(税込)
  • 内容量:煎茶ティーバッグ 2g×8袋、紅茶ティーバッグ 2g×8袋
    賞味期限/消費期限:製造日から365日
    保存方法:常温
    お知らせ: 高温多湿を避けて保存してください。
    化粧箱サイズ:23.5×13.5×5cm
  • 送料 / 原材料名・成分 / サイズ
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    voice of Odai

    富士山と茶畑の郷 大淵笹場

    静岡県の東部、富士山の麓に広がる富士市。その山間部の静かな森に囲まれた茶園が大淵笹場です。
    ここは富士山と茶畑の美しい景色を、 近代的な構造物や電線に遮られることなく、間近で眺めることができる数少ないスポット 。
    段々に連なる茶園越しの雄大な富士山の姿はまさに絶景。昔ながらの日本の原風景を写真に収めようと、多くのカメラマンや観光客がこの地を訪れます。

    地域でつないでいく大切な場所

    かつては地権者の高齢化によって荒廃してしまったこの地を、現在の美しい姿に蘇らせ、後世に残すために活動を続けているのが、
    地元住民の有志で結成された「大淵二丁目ささば景観保存会」。
    全国的に有名な「富士山と茶畑」の景色も、実は景観保存会の皆さんの努力で、なんとか守られている状況です。
    茶園や周辺施設の管理をはじめ、観光客の案内や茶摘み体験等の受け入れを行い、多くの方に大淵笹場の魅力を体感していただけるよう取組んでいます。

    「50年先、100年先にも、この美味しいお茶と、美しい景観を残したい」。
    景観保存会の皆さんは、遠い未来を見つめて、日々活動しています。

    富士山の恵みと地元の思いが詰まったお茶を皆様へ

    富士山由来の豊かな土壌と清らかな環境の中で大切に育てられた茶葉は、
    保全活動に賛同してくれる近隣の製茶工場に運ばれ、丁寧に緑茶、紅茶へと加工されます。

    この土地のお茶の特徴は、香り高く、飲み口が良い、日々飲みたくなるような味わいであること。
    お湯を注いだときの豊かな香りに、心がそっとほぐれます。
    紅茶は静岡県が認定する「ふじのくに山のお茶 100 選 2019」にも選ばれました。自慢のお茶をお楽しみください。
    ※こちらの商品の売上の一部は、大淵笹場の景観保全活動のために活用させていただきます。

    大淵笹場は、いつでも皆様をお待ちしております。

    <大淵笹場>
    住所:静岡県富士市大渕1516付近

    <電車でお越しの方>
    東海道新幹線「新富士駅」からタクシーで約30分。
    東海道本線「富士駅」からタクシーで約25分。

    <車でお越しの方>
    東名富士インターチェンジより車で約15 分・新東名新富士インターチェンジより車で約10 分。
    カーナビゲーション等の住所設定は、
    「富士芸術村(所在地:静岡県富士市大淵1516 番地)」で設定してください。
    実際の茶園および第一駐車場の場所は、富士芸術村から 300 メートルほど離れております。
    ※富士芸術村の付近より案内看板があります。

    大型バス用の駐車場は富士芸術村の北側にあります。
    使用する場合は、事前に「富士山観光交流ビューロー」へお問い合わせください。
    電話番号:0545-64-3776

    ※写真提供 富士市

    生産者インタビュー

    「この味と眺望を守りたい」富士の麓の“絶景”茶畑

    そびえる富士山を背に緑の茶畑が一面に広がる大淵笹場。およそ2.3ヘクタールの茶畑は、まるで浮世絵のよう。美しい景色を求めて、多くの人が訪れる人気の撮影スポットです。
    一時は荒廃していた茶園を蘇らせたのは、有志が立ち上がり設立された「大淵二丁目ささば景観保存会」の皆さん。そして、茶葉が再び収穫できるようになるまで2年を費やし、いまでは煎茶や紅茶に加工される茶葉のうち、紅茶は静岡県が認定する「ふじのくに山のお茶 100選2019」に選ばれるまでに。さらに富士山麓屈指の景勝地になりました。

    それでもなお、難境にある大淵笹場。現在17名いる保存会会員の平均年齢は67歳、高齢化は続いています。また、茶葉はイベントなどで販売され、売上の一部を茶園管理にあてていますが、現地では常時販売していないため、安定的な収益確保も課題のひとつ。
    そこで、JR東海沿線の生産者を応援し、地域活性化を目指す通販サイト「いいもの探訪」は、保存会の活動に協力すべく、共同でお茶のセットを開発しました(売上の一部は景観保全活動に活用)。手軽に味わいを楽しめるティーバッグタイプで、茶畑の季節風景が目を引く包装です。
    そして保存会もまた、地域住民が大切に守ってきた茶園と情景を50年、100年先へ残すため、未来につながる取り組みを計画しています。

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    大淵笹場を未来へ

    例年5月に開催される「大淵ささばお茶まつり」には、地元の中高生が茶娘に扮して茶摘みする姿をひと目見ようと約3,500人が来訪します。このとき、茶葉の天ぷらや新茶の振る舞いのほか、保存会の活動に賛同する製茶工場で丁寧に加工されたお茶が販売されます。
    大淵笹場は撮影スポットとして人気ですが、眺望以上に、お茶の文化、住民により守られ受け継がれてきた地域資源としての価値があります。より多くの人にこの土地とお茶を知ってもらい、現地を訪れて魅力を実感してほしいとの思いから、観光客向けの茶摘み体験の受け入れを開始。また、ボランティアガイドによる富士山や茶園などの話を通じて、文化価値をPRする活動もしています。
    ゆくゆくは笹場周辺に増えつつある耕作放棄された茶畑も管理していきたいと保存会は考えているそうです。そして、空き家を活用した物販・資料展示スペースの開設や、大淵笹場とお茶の魅力を体感できるイベントの定期開催などを計画しているとか。

    かつては家族団らんの場や休憩時間に、急須で淹れた緑茶は欠かせないものでした。ところが、平成19年を境にペットボトルや缶のお茶などと茶葉の需要は逆転しています。この数十年でお茶を取り巻く環境は大きく変わりました。
    変わったことのなかには、明るい兆しもあります。
    国内需要に反して海外では、日本食ブームに牽引され、日本茶の「健康に良い」イメージが定着。なかでも抹茶は、欧米でMATCHA専門店が登場するほどの人気を獲得するまでに。緑茶も海外市場を広げています。世界展開しているカフェチェーンでの緑茶の提供や、無糖の緑茶が健康飲料として浸透しはじめたのです。日本茶の輸出量は、この10年で約3倍にもなり、2020年の国の輸出目標は150億円で重要品目のひとつに指定されています。

    けれど、課題もあります。農家の高齢化の波は各地に押し寄せ、平成12年に49%だった65歳以上の割合が平成27年には56%に。お茶の一大生産地である静岡県の販売農家数も、平成12年と比べて平成27年には4割にまで減少しています。
    いま、保存会では背景にある高齢化や後継者不足を解決すべく、若い世代に喜んでもらえるような仕組みづくりを進めています。
    はじめは、たった4軒の農家によって景観を保たれていた茶園。大淵二丁目ささば景観保存会が引き継いだバトンを次の世代に渡すため、そして、富士のお茶を象徴するこの風景とお茶の味を未来へ残すために、保存会の活動は続いていきます。

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    アレルゲン

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