

おいしさと安全・安心の追求
静岡は、日本最大の茶産地として知られていますが、その歴史は古く、13世紀頃、聖一国師(しょういちこくし)という 高僧が宋よりお茶の種を持ち帰り、静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりと伝えられています。
この静岡の地でひたむきにお茶に向き合って百余年。ひとすじに美味しいお茶づくりを創業から変わらぬ想いで追い求めている静岡茶通亭は、継承される老舗の技を大切にしながら、常に進化を続けています。ここで使用する茶葉は、土造りはもとより、農薬使用基準や肥料の選定、茶葉の摘採基準の制定、生産管理記録の徹底等、おいしさの追求だけでなく、安全・安心な茶葉作りに取り組んでいる契約茶農家の茶葉のみを選りすぐっています。

黄金色の風韻
「Liquid Tea 献上茶 静岡白葉茶 本山」は、新しいおもてなしのスタイルを提案するためにつくられました。
ひと口に「お茶」と言っても、茶葉の種類や製法により、最適な抽出温度が異なります。せっかくの上質な茶葉でも、熱湯で抽出してしまっては肝心の甘みが出ず、茶葉のポテンシャルを最大限に引き出すことはできません。このお茶は、深い旨みと優雅な香りを存分に引き出した、茶人しか味わうことができないクオリティのお茶を、どなたでも時と場所を選ばず楽しめるようワインボトルに詰めました。茶葉は、黄金色に輝く希少な白葉茶を使用しています。一定期間、日光を遮るなどの特別な栽培方法で育ててアミノ酸量を増やす、茶葉の旨みを最大限に引き出すためにソークエクストラクションという低温の抽出方法を採用するなど、随所に味わいへのこだわりが込められています。
大切なお客様のおもてなしや記念日など、お酒を飲めない方にも最適です。
ぜひ、ワイングラスに注いでお愉しみください。
- 1909年の創業以来「日本茶の本当の美味しさを伝え続ける」ことを理念とし、お茶づくりに全力を注いで参りました。多くのお客様に支えられながら、2009年には創業100周年を迎えることができ、さらなる責任と使命を感じつつ新たな一歩を踏み出しております。
昨今、リーフ茶需要の低迷や、若年層の日本茶離れなどが叫ばれる一方、「侘び・寂び」の世界観や、日本茶文化が持つ美意識への憧れが、国内はもとより世界でも再び評価されつつあります。
四季折々の風景が織りなす日本の美しさ同様、世界遺産「日本食」の一端を担う、美しい文化のひとつである日本茶も時代を超え愛される存在でありたい。そんな願いを胸に、新たな茶文化の創造と古来からの伝統を継承し、これからも静岡茶通亭は、日本人の心の誇りであり続ける「美味しい茶づくり」に励んで参ります。
(株式会社静岡茶通亭 代表取締役 植松崇宏)
時と場所を選ばずに、茶人しか味わうことができなかった日本茶の深い旨みと優雅な香りを楽しめるよう、ワインボトルに入れました。ぜひグラスで、お茶本来の旨みと作りたての美味しさをお楽しみください。