魚を仕入れるところからお届けするまでを徹底管理
静岡県焼津市は、遠洋漁業の基地として有名で、マグロやカツオが水揚げされる焼津港に加え、アジやサバなどの近海魚が水揚げされる小川港があり、2つあわせて焼津漁港と呼ばれています。漁港近隣に並ぶ直売所では、冷凍品のマグロやカツオに加え、サバ、アジ、桜えび、シラス等、様々な魚介類をお楽しみいただけます。
福一漁業は、その焼津で300年以上前から漁業に携わり、焼津の船元が選んだまぐろをお届けしています。自社船5隻を所有しており、中西部太平洋を中心に操業しております。生産から販売まで自社のみで行える自社加工場、超低温冷蔵庫を完備しており、ISO22000、対米HACCP、EUHACCP等、徹底した品質管理のもと、マグロの目利き20年以上の経験者が検品を行っています。一貫した管理体制のもと、魚を仕入れるところからはじまり、お客様の口に入るまでの安心、安全をお届けしています。
マグロの「甘味」と「ほのかな渋み」の食べ比べ
南マグロは、南アフリカ沖、オーストラリア南部、ニュージーランドなど、地球の南半球に生息しています。比較的水温が低い漁場に生息しているため、身にしまりがあり、脂が乗りやすいと言われています。口に入れた瞬間のとろけるような食感と独特の「甘味」は美味そのもの。希少性が高いマグロと言われています。
一方、本マグロは別名クロマグロとも呼ばれ、体長3〜4m、体重200kg以上に達することもある最大級のマグロです。本マグロの多くは北半球に生息しており、他のまぐろでは味わう事のできない「ほのかな渋み」が特徴です。
南氷洋の荒波で鍛えられた天然ならではの「甘味」が特徴の天然ミナミマグロと、北の海で洗練された独特の「ほのかな渋み」を持つ天然本マグロの赤身。マグロ赤身の「甘味」と「ほのかな渋み」の食べ比べをお楽しみいただけます。
- 生まれも育ちも焼津市で、地元の水産高校を出て福一漁業に入社しました。子供の頃から魚が大好き。鮮度の良い魚を自ら目利きして仕入れるのが、この仕事の醍醐味です。
私が皆様に是非お届けしたいのがミナミマグロです。水揚げ量が少なく、全国の市場にあまり出回りませんが、実は通をうならせるワンランク上の味わいです。筋を除いて脂の甘味をしっかりと引き出し、鮮度を保ったまま加工できるのは自社工場の卓越した技術があるからです。ミナミマグロの奥深さを是非お試しください。
(福一漁業株式会社 営業 岡安茂彦)
南氷洋で鍛えられた天然ならではの「甘味」が特徴の天然ミナミマグロと、北の海で洗練された独特の「渋み」を持つ天然本マグロの赤身。マグロ赤身の「甘味」と「ほのかな渋み」の食べ比べをお楽しみいただけます。