肉の旨味を閉じ込める力
多くのステーキ専門店では、肉を焼く時に極厚で重い鉄板が使用されています。その理由は、鉄板が薄いと肉を置いたとたんに鉄板の表面温度が下がり、肉が本来持っている旨味≠逃がしてしまうから。その点、厚い鉄板なら表面温度が熱いままで、肉の表面を瞬時に焼き締めて肉汁を封じ込めることができるので、外はカリっと中はふっくらジューシーに仕上がるというわけです。
極厚だからできる特別な料理がある
鉄板の厚みは9o。これは一般的な料理用鉄板の4〜5倍に相当します。余熱を長めにして鉄板を十分に熱してから焼くという、肉を美味しく食べるための極意も、『極厚鉄板』があれば手軽に実践できます。
別売りの専用蓋もおすすめです。例えばお好み焼きを焼く時も、片面を香ばしく焼いた後で裏返して、専用蓋をかけて蒸し焼きにすると、ふんわりとした仕上がりになります。
- 『極厚鉄板』は、M.M.Factory代表、山崎 誠さんのアウトドア趣味がきっかけ。既製品の鉄板では満足できずに、自ら製作をしたのです。原材料としている鉄板は、厚いものの場合、通常は鋳物を使いますが、本品は緻密で気泡をほとんど含まない9o厚の圧延鉄板を使用しています。これをレーザー加工機で1枚1枚正確にカットし、さらに鉄板を曲げて側面を立ち上げ、角度を調整しながら80tのプレス機で四辺を慎重に曲げていきます。縁は安全のためにグラインダーで面取りします。錆が出やすくなる溶接は行なっていません。このように手間暇かけて、『極厚鉄板』は完成します。溶接がない一体型で美しく、耐久性は半永久的。磨き加工によりステンレスのような質感の本品が、ご家族や友人とのコミュニケ―ションを一層深める必須アイテムです。
厚さ9oの工業用鋼板を加工して作られた、その名の通り極厚の鉄板。蓄熱性が高いことから、ぶ厚いステーキも美味しく焼けます。ホームパーティやアウトドアで楽しむバーベキューの必需品です。