みずみずしさが新しいバターサンド
中央に日本最大の湖である琵琶湖を擁し、「湖(こ)のくに」とも呼ばれる滋賀県。四方の県境にそびえたつ鈴鹿山系、伊吹山系、比良山系の豊かな山々は、天から降る水を良質な伏流水へと磨きます。水源に恵まれ、湖の湿気に抱かれたこの地では古くから米づくり、酒づくりが興り、水系ごとに異なる水質を生かした地酒が各地に根付いてきました。豊潤な大地に育まれる薫り高い茶や果実もまた、滋賀が誇る地産品です。
「バターサンド大吟醸酒粕」は、バターの甘さに、滋賀ならではの酒粕のコクが上品にマッチした一品。ざっくりと主張するクッキーとのバランスにこだわったクリームは濃厚ながら、鼻に抜ける酒粕のさっぱりとした清涼感が新鮮で、甘いものが苦手な方や男性にこそぜひ味わっていただきたいお菓子です。
「バターサンド雪野山いちじく」は、工房しゅしゅのある雪野山麓で栽培されたいちじくをセミドライに加工し、バタークリームに混ぜ込んでつくりました。わずかに生っぽさが残るいちじくのじゅわっとした食感がたのしく、みずみずしい甘みに類をみない個性を感じます。おやつやお茶請けにはもちろん、やや重たく乾いた印象の赤ワインと合わせるのも良いかもしれません。
“湖のくに”の魅力をお菓子を通して伝えたい
工房しゅしゅは、滋賀で育まれた菓子工房。豊かな自然、そこで育まれた文化の中で、地産地消をコンセプトにしたお菓子づくりをしています。
湖のくにの豊かな自然の中で生まれた、滋賀ならではの“酒粕”。琵琶湖の周囲で作られる6蔵の地酒の酒粕をもとに、様々なお菓子を生み出しています。
工房しゅしゅの商品は、すべてが手作り。 滋賀の恵みを大切に、ひとつひとつの商品に想いを込めて作っています。
- 工房しゅしゅは、滋賀ならではの“モノ”や”コト”を含め、地域が育み醸しだした“恵み”を使い、美味しく語らいの生まれるお菓子をひとつひとつ丁寧に作っています。
この土地で代々続く酒蔵と、それを守り続ける杜氏や、その酒を愛して大切に味わう人。人の営みの中で受け継がれ、酒の個性も磨かれていきました。私たちは地元の文化や人の想いを大切にし、琵琶湖の周囲で作られる6蔵の地酒の酒粕をもとに、様々なお菓子を生み出しています。
私たちが作るお菓子を通して、皆様に湖のくにの魅力が伝われば幸いです。
(工房しゅしゅ/社会福祉法人 あゆみ福祉会 大野眞知子)
地酒の酒粕を使い、濃厚ながらほんのり残る吟醸香がさわやかなバターサンドと、雪野山麓のいちじくのみずみずしい食感が印象的なバターサンドの詰合せ。個包装で食べ応えがあり、職場などへの手土産にも最適です。