ブドウ栽培に適した地 東御
長野県東御市は、日本でも有数の小雨で日照量が多い地域です。ヴィラデストワイナリーの自社畑はこの東御市の標高850m地点にあり、冷涼で昼夜の温度差が大きく、日当たりの良い南向き斜面に位置している事から、ブドウの栽培に適しています。
栽培期間中、化学合成農薬を使用していない、繊細で滑らかなワイン
東御市田沢地区の一部の自社畑で、栽培期間中、化学合成農薬や化学肥料、除草剤を使用せずにブドウを栽培し、他の畑のブドウとは別に畑に自生する酵母で発酵を行いました。酸化防止剤(亜硫酸)の使用量も最小限にとどめ、ビン詰前の「ろ過」も行っていません。正統派のヴィニュロンズリザーブとは趣の異なる、「優しい」個性と魅力が感じられるワインです。
- ヴィラデストワイナリーは長野県東御市の標高850mの丘の上で、2003年から醸造をはじめました。千曲川の流れに沿う段丘は日本有数の小雨地帯で、日照時間が長く、寒暖差が大きい、ワインブドウ栽培の好適地として知られています。手入れの行き届いた畑で丁寧に育てた欧州系専用品種から生まれるヴィラデストのワインは、日本ワインコンクールの最高金賞をはじめ数々の栄誉に輝き、日本を代表するプレミアムワインと評価されるようになりました。
日本ワイン(※)、とりわけNAGANO WINEはいまその品質の高さで熱い注目を浴びています。東御市を中心とする「千曲川ワインバレー」には、自分でブドウを育てて将来はワイナリーをつくりたいという若者たちが数多く集まってきています。
我々はその先頭に立って、小規模ワイナリーが集積する新しい産地をつくることで、農業をベースとしたライフスタイルがこの地に根付くことを願っています。
(ヴィラデストワイナリー 玉村豊男)
(※)「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインです。
東御市田沢の一部の自社畑で、栽培期間中有機合成農薬や化学肥料、除草剤を使用せずにブドウを栽培し、他の畑のブドウとは別に畑に自生する酵母で発酵を行いました。「優しい」個性と魅力が感じられるワインです。