華やかな吟醸香とコクのある味わい。長野モデル認定の純米吟醸
長野県木曽エリアに位置する藪原。鳥居峠の麓、木曽川源流にあり、中山道の中でもとりわけ山間の難所が続く木曽路の街道沿いにある宿場町のひとつで、木曽路の中で一番の賑わいを見せたとも伝えられています。
この地で1650年に創業した湯川酒造店は、標高1,000mという気候風土を生かしながら、木曽川源流の良質な水を使い、「木曽路」ブランドを中心に木曽の食文化に寄添う、地酒ならではの深いコクと味わい豊かな酒を醸し続けています。
「木曽路 純米吟醸」は、豊かな大地に育まれた長野県産の契約栽培美山錦で醸しています。口に含むと感じるふっくらとした吟醸香と、ほのかな酸味に支えられる味わいは呑み応えもしっかり感じられ、しかしながら余韻は軽快に抜ける、表情豊かなお酒です。
原料米生産地、採水地、醸造地すべてが長野県で、長野県を事務局とする長野県原産地呼称管理委員会より長野モデルの認定を受けています。
おらが村の酒!燦水木。地元愛あふれる、すべて木祖村産のお酒。
「燦水木(さんみずき)」は湯川酒造店と地元農家さんとの間で、「おらが村の酒を造ろう!」と始まった、木祖村で作られる米「ヨネシロ」を100%使用し、木祖村の酒蔵湯川酒造店で醸される、全てが木祖村産のお酒です。木祖村内で公募して応募いただいた中から「燦水木」と言う商品名が決まりました。題字は木祖村在住の書家に書いていただいております。
燦:米を作る人酒を醸す人の心が光り輝いている様子
水:木曽川源流の豊かな水の意
木:木祖村の『木』
水を生み守るには、木を育て健全な山を造ることが大切、水と木は切り離せぬものである
ヨネシロは酒米ではありませんが、寒冷地でも作りやすく収量を獲得できるお米です。10年来作付されなくなっていたお米ですが、粘りが少なく酒造りに向くのではないかと言うことで、作付を再開した品種です。
- 「木曽路はすべて山の中である」と島崎藤村が書いた様に、標高があり谷深い木曽は米作りが決して盛んではありません。そこで、湯川酒造店では長野県を中心に、より酒米の栽培に適した産地で育てられる最高の酒米に出会うべく、素晴らしい農家さんとの佳きご縁を大切に、酒米の栽培をお願いしております。
酒造りとは蒸米や麹つくり、発酵管理〜しぼりまでの醸造工程だけでなく、しぼった後の火入れ殺菌や貯蔵管理、出荷管理まですべてであり、そのすべてが酒質やブランド形成に大きな影響を与えると考えています。
湯川酒造店では社員一丸となり、「造る人も売る人も飲む人も、皆が幸せになる酒を醸したい」と言う想いの下、お客様の記憶に残る時間を日本酒で創造すべく、すべての工程作業に於いて丁寧な酒造りを心掛けています。
(株式会社湯川酒造店 代表取締役社長 湯川尚子)
おらが村の酒!すべてが木祖村産のお酒、燦水木(さんみずき)と木曽路で人気の長野モデル認定純米吟醸をセットにしました。燦水木は生産量僅少の為、売り切れの際はご容赦ください。