父子三代の歴史が育んだ個性豊かなワイン
信濃ワインは、大正5年の創業以来、父子三代で信頼と評判を築いてきた、桔梗ヶ原を代表するワイナリーの一つです。自社畑と契約栽培農家の畑から収穫された新鮮で安全なぶどうからは、手軽に飲める価格帯のものからプレミアムクラスまで、幅広いラインアップで良質のワインが生まれています。
赤は桔梗ヶ原のメルローの果実味豊かなタンニンも程よいフルボディです。 白は長野県特産の竜眼葡萄の辛口です。いずれも日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造された日本ワインです。上品な香りや綺麗な酸味と穏やかな味わいが繊細な和食を引き立てます。
歴史あるワイナリーですが、チャンレンジ精神は旺盛で、一般的な醸造方法だけにとどまらず、氷結仕込みやシュール・リー製法、酸化防止剤無添加、にごりワイン 等自由な発想でつくられたワインが揃うのも信濃ワインならでは。中でも「信濃樽熟メルロー2004」は、2006年の国産ワインコンクールで最高得点の金賞を獲得。また、「信濃桔梗ヶ原メルロー・バリック2006」は、航空会社のファーストクラスに搭載される赤ワインとして2012年に選ばれた、唯一の国産ワインです
海抜700M。葡萄のふるさと桔梗ヶ原
塩尻は海抜約700mと標高が高く、西にアルプス、東には美ヶ原や高ボッチといった高山に囲まれた松本盆地の南に位置しています。一年を通じて雨が少なく南風が強く乾燥した湿度の少ない所です。
また、葡萄の成熟にとって大切な8月から10月にかけて昼間は高温になり朝晩は冷え込むという、一日の温度の差が大きいため、ワイン用葡萄にとって好条件になっています。土壌は礫層を基盤としてその上に火山灰土が堆積した土壌のため地下水位が極めて低く、水はけが極めて良好です。
- 良いワインを仕込むために何より大事なのは「葡萄の選別」です。いい葡萄だけを集めて仕込む。選別にどれだけの手間をかけられるか、当たり前の簡単なことですけど、大事なことです。
ワインづくりには教科書みたいなものはなく、自分でどれだけ失敗を重ねたか、どれだけ苦い思いをしたか、そういう経験をどれだけ持っているか、もうちょっとこうしたらいいんじゃないかと、40年間試行錯誤を繰り返しています。
発酵という自然の力をお借りして皆様に喜んで頂ける本物のワインを造り続けてまいります。
(代表取締役社長 塩原悟文)
赤は桔梗ヶ原のメルロの果実味豊かなタンニンも程よいフルボディです。 白は長野県特産の竜眼葡萄のやや辛口ワインで、上品な香りや酸味とほのかな甘みが和食に良く合います。