志賀高原の麓、信州中野
高社山の麓にある長野県中野市竹原は、千曲川と夜間瀬川が形成する扇状地の先端にある地形を生かした果樹栽培の盛んな地域です。竹原地域はぶどう生産が盛んな中野市の中でも有数の、シャインマスカットの産地です。夏の降雨量が少なく、日照時間が長いため、果樹の生育には最適の気候と言えます。
生産者は、この地で農家として約120年、ぶどう栽培は約50年の歴史があり、代々この地で巨峰をはじめ、ピオーネ、ナガノパープル、シャインマスカットと大粒高級品種一筋で栽培を続けています。
旬の美味しさを冷凍で閉じ込めました
地元の牧場で育てられた、乳が出る前の牛から出る窒素成分が少ない良質の牛糞、米農家が作るもみ殻から作った燻炭、きのこ農家から譲ってもらった培地を自社で調合し、オリジナルの堆肥を使って美味しいぶどうを育てています。
収穫シーズンに食べたお客様から、「春にもあの美味しいぶどうを楽しみたい」というご要望を受け、園主は自慢のぶとうを冷凍する事を思いつきます。
冷凍しても、その糖度や風味をできるだけ落とさず、お楽しみ頂けるよう、様々な試験を繰り返し、理想の冷凍シャインマスカットを作る事ができる急速冷凍機と出会いました。穫れたてを、−60℃まで一気に冷凍させることで、とれたての甘さと香りをそのままに、収穫した直後の新鮮な状態を維持できるのです。
一粒ずつ個包装になっているため、お好きなだけ、少しずつお召し上がりいただけます。冷凍庫から出してすぐだとサクッとした食感、約5分でシャーベットのような食感、約10分でもちもちの食感に。芳香な味と香りをお楽しみください。
- 志賀高原のふもと中野市には、冷たい雪解け水と真夏の太陽、肥沃な大地があり、果実や穀物を美味しく豊かに育む風土があります。その地にある3ｈａの広大な農地で、ぶどう、さくらんぼ、切り花等を生産し、販売しています。
自社農園内で収穫、仕分け、梱包、出荷の作業を全て行っているため、お客様へ自信を持って良い商品をお届けできます。当園のシャインマスカットは、大粒で風味がよく、美味しいとお客様に評判をいただいておりますが、通常シャインマスカットが味わえない冬から春の時期でも美味しく食べていただけるよう、冷凍した加工品を作りました。ご自宅用に、贈答用に、皆様でお楽しみください。
（株式会社 農業開発 阿部貴典）
新鮮さはそのままに、甘さと香りが詰まった大粒のシャインマスカットとナガノパープルを冷凍にしました。種がなく皮がやわらかいため、そのままお召し上がりいただけます。