伊賀の米、水にこだわった純米大吟醸
三重県伊賀市で1892年(明治25年)に創業した大田酒造。2016年伊勢志摩サミットにおいて初日ワーキングディナーの乾杯酒にも選ばれた「半蔵」ブランドで知られる大田酒造では、地元の米、地元の水、伝統的な製法にこだわった酒造りに取り組んでいます。
およそ400万年前には琵琶湖の底だったともいわれる伊賀盆地は、栄養豊富な土壌を持ち、昼夜の寒暖差が大きいため、品質の良い米が育ちます。大田酒造では、伊賀産の「山田錦」や、三重県で開発された酒米「神の穂」などを原料米として使用しています。
また、お酒を仕込む蔵内にある井戸で汲み上げる水は、四方の山々から流れ出て伊賀盆地に浸透した豊富な清水が、良質のミネラル成分を含む軟水の伏流水となった、地域の恵みです。
この「純米大吟醸 半蔵 赤ラベル」は、伊賀の地で栽培された山田錦を50%まで磨き上げて醸した、山田錦ならではの吟醸香とふくらみのある心地よい味わいを感じることができます。常温か冷やしてお楽しみください。
「半蔵」を片手に伊賀の街歩きはいかが?
三重県の北西部に位置する伊賀市。この地域は京都、奈良、滋賀と接しており、古くから都と伊勢や東国をつなぐ交通の要衝として栄えた宿場町としての歴史を持ちます。また、築城の名人、藤堂高虎が徳川家康の命をうけて手がけた伊賀上野城や、伊賀出身で奥の細道で知られる俳聖松尾芭蕉に関わる諸施設など、名勝も豊富で、落ち着いた雰囲気の中で休日を過ごすのにぴったりのエリアです。
伊賀忍者の頭領、服部半蔵の名を冠する「半蔵」を片手に、伊賀の街歩きに訪れてみてはいかがでしょうか。
- 大田酒造では、地元の米、水にこだわり、できる限り伝統的な手造りの製法で酒造りを行っています。
中でも大田酒造の杜氏は、全国最多の杜氏数を誇る、酒造り盛んな岩手県の杜氏集団「南部杜氏」である藤井久光氏。50年の経験によって磨かれた技と酒造りのコツ、心意気、そして蔵元、蔵人のチームワークの中で「半蔵」を醸しています。
ぜひ大田酒造の醸し出す、酒米、水、酵母、杜氏の技のコラボレーションをお楽しみください。
(株式会社大田酒造 代表取締役 大田勲)
伊勢志摩サミットの初日ワーキングディナーで乾杯酒にも選ばれた「半蔵」ブランドの大田酒造が、伊賀の米、水にこだわった純米大吟醸「半蔵」の赤ラベル。吟醸香とふくらみのある心地よい味わいをお楽しみください。