伊勢が生んだ「本当に美味しい」一滴を、特別な日に
江戸時代、舟で伊勢湾を渡り、お伊勢参りをした「舟参宮」。伊勢の大湊から熱田川を上った二見街道沿いの船着き場に、旅人にお茶を振る舞う小さな茶店として天正三年(1575年)に「角屋」は創業しました。
それから4百年余り経た1997年に、新たな取組として始めた地ビール造り。当初は手探りの中から始めたビール造りも、試行錯誤を繰り返しながら、餅菓子づくりやみそ・たまりの醸造業で培った知見も生かし、世界の最高品質を目指して技術の研鑽を重ねてきました。
地域と味へのこだわりは、これまでにIBA(インターナショナルビアカップ)、麦酒界のオスカーとも言われるBIIAや、世界最大のビールコンペティションであるワールドビアカップ等、国内外の多くの大会で受賞を重ねてきました。
「本当に美味しいものをお客様に届けたい」という想いで造る二軒茶屋餅角屋本店の地ビールは、伊勢を代表する地ビールとして数多くの方に愛されています。特別な日に特別な方と、こだわりぬいた伊勢の「本当に美味しいもの」を、心ゆくまでご堪能下さい。
世界最高品質を目指して進化を続ける二軒茶屋餅角屋本店の定番セット
「伊勢角屋麦酒4種詰め合わせセット」は、二軒茶屋餅角屋本店で定番の「神都麥酒」「熊野古道麥酒」「伊勢ピルスナー」「神楽麥酒」を詰め合わせた人気のセットです。
「神都麥酒」は、伊勢で明治時代にわずか十数年間のみ造られていたビール「神都麥酒」を復活させたものです。独自にブレンドしたホップに地元産の黒米などを使った味は、すっきりした口あたりとホップの爽やかな香りを特徴とし、日本地ビール協会主催の国内大会で3年連続金賞を受賞した逸品です。
「熊野古道麥酒」は、伊勢が熊野古道の出発点である事にちなんだ品です。地元産の黒米を使用し、やや深みを帯びた色で、柑橘系の香りとローストした麦芽の風味と小麦麦芽の優しい口当りで女性の方にも人気があります。
「伊勢ピルスナー」は、淡色麦芽とピルスナーのオリジナルホップとされるチェコ産のザーツ種をふんだんに使用し、低温でじっくり発酵させる下面発酵で製造します。淡色のスッキリとした味わいとさわやかな苦味が特徴のビールで、多くの愛好家に支持されております。
「神楽麥酒」は、伊勢神楽で登場する蘭陵王をモチーフにしたデザインの缶を使用しています。口に含むとホップのしっかりとした苦みとモルトの豊かなコクを感じ、高めのアルコール度数(6.5%)が後口を引き締め、全体的にバランスの良いビールに仕上がっています。
本品は、伊勢が生んだ「本当に美味しいもの」を余すことなく詰め込んでいます。大切な方と、伊勢の歴史に感謝しつつ、伊勢をこよなく愛する蔵人の情熱に想いをはせ、それぞれが持つ味のこだわりを存分に味わってみてはいかがでしょうか。
- これからも、伊勢の伝統を生かし「本当に美味しいもの」をつくっていきたい。それによって、これまで以上に多くの方に伊勢に対して興味を持って頂き、伊勢の素晴らしさを心でも舌でも思う存分感じ取って頂きたい。このような想いで、二軒茶屋餅角屋本店は、これまで丹精込めて地ビール造りに励んでまいりました。
その結果、当社の地ビールは、多くの世界大会でも入賞するまでになりました。しかし、日本の地ビールの認知度はまだまだ低く、より多くの世界中のお客様に日本の地ビールの美味しさを認識して頂きたいと思っています。
21代目となる社長の私も、伊勢の素晴らしい伝統を大切にしつつも、新しい「美味しさ」をこれからも追求して参ります。そして、当社の地ビールを通じて日本の地ビールの素晴らしさを多くの人に知ってもらい、皆様の特別な日の一杯にして欲しいと思っています。
日本が生んだ「本当に美味しいもの」を、是非ご賞味下さい。
(有限会社二軒茶屋餅角屋本店 代表取締役社長 鈴木成宗)
伊勢を代表する地ビールを醸造する二軒茶屋餅角屋本店が造る、特別な日に特別な方と楽しみたい定番の「神都麥酒」「熊野古道麥酒」「伊勢ピルスナー」「神楽麥酒」を詰め合わせた人気のセット。