香文化を歴史に刻む
宝永2(1705)年、京都に創業し、12代目に至る今日まで一貫して薫香製造を生業としてきました。伝統に培われた豊かな経験と技術。そこから生み出されるのは、宗教用の薫香をはじめ、茶の湯の席で用いる香木や練香、衣装に焚きしめる香、お座敷用のお線香や手軽なインセンス、匂い袋などの「香百般」。香文化の担い手として、時の年輪を暖簾に刻みながら、これからも香りの歴史を重ねてまいります。
竹手籠に匂い袋を掛けた香りの調度品
涼しげな六ツ目編みの竹手籠に匂い袋を掛けた香りの調度品です。書斎・玄関などで香りのお飾りとして、また、ギフトとしてもおすすめいたします。
匂い袋:誰が袖 極品(たがそでごくひん):清楚な雰囲気を感じさせる伝統の香り。
- 伝統の香りを支える素材は、東南アジアを中心に世界各国から運ばれる貴重な天然香料。これらは調合師の研ぎ澄まされた感覚によって、最良の香りが引き出され、熟練の手わざで形となります。一方で最新鋭の技術も導入し、現代人のライフスタイルにふさわしいアイテムの創造にも、意欲的に取り組んでいます。松栄堂が香りに託してお届けするのは、大自然の恵み。繊細な和の香りは現代人の心のうるおいとして、世界の国々でも愛用されております。(松栄堂 店主)
涼しげな六ツ目編みの竹手籠に匂い袋を掛けた香りの調度品です。書斎・玄関などで香りのお飾りとして、また、ギフトとしてもおすすめいたします。