

「ロンドン焼」の誕生
京都市の中心部、三条通と四条通の間に広がっている全長約500メートルの商店街「新京極」。
この地で戦後間もない1947年に創業しました。
レトロなフォントとオレンジ色の看板が目印です。
創業当時は目新しかったカステラ生地を使って何か「ハイカラなお菓子をつくりたい」という思いから、ハイカラな響きのする「ロンドン」を元に「ロンドン焼」とインパクトのある商品名がつけられました。
(ロンドンオリンピックでカタカナが流行していた、機械から「どんどん」お菓子が出来上がる様子から「ロンドン」の名前がついた等という背景もあるそうです。)

焼いたり蒸したり、アレンジも楽しく美味しい
四条通りから新京極商店街を入ってすぐのお店では、店頭に設置されたロンドン焼を焼くための機械が目に飛び込んできます。
カッチャン、カッチャン、と音を立てながらレトロな佇まいの機械がお饅頭を一個ずつ作っていく様子は、大人も子供も関係なく、思わず立ち止まって眺めてしまいます。
生地の流し込み、焼き、ひっくり返し、反対側の焼き、ロゴの刻印まで自動で行われますが、見どころのひっくり返しの工程は、ぜひ現地でご覧ください。
アレンジして召し上がっていただくのもおすすめです。
@温める…電子レンジ数秒で手軽に風味を楽しめます
A焼く …オーブントースターなら香ばしさがアップします
B蒸す …蒸し器等で数分蒸すだけでフワフワに
C揚げる…そのまま油で揚げると、ボリューム感を楽しめます
D味変 …アイスクリーム、バターとご一緒に
- お店で接客していると、おじいさん、お父さん、お子さんの三世代が揃ってご来店いただく姿を目にすることも多く、世代を超えてお客様の身近な存在になれていることを実感します。
なつかしくてホッとする味を昔から変わらず、丁寧に作り続けています。 最新の機械で大量生産することでは決して表現することのできない味を、これから守っていきたいと思っています。
お店では1つから購入していただくことが可能です。抹茶生地も月に一度(第一または第二木曜日)、数量限定で販売しておりますので、ぜひお店にもお越しください。 (ロンドンヤ 数本洋平)
京都の新京極で70年以上愛されるロンドン焼。一口サイズのカステラ饅頭で、白こし餡の甘みが奥深く、生地はフワフワ。1つずつ個包装された箱入りパッケージです。かわいらしいひよこ柄の小布巾付きです。