京都人に愛されるお菓子の老舗「伊藤軒」、400年以上続く京都の綿布商「永楽屋」と作り上げた、
いいもの探訪オリジナル商品です。
「京おかき」の製法にこだわったおかきの詰合せを、美しい手ぬぐいと共にお届けします。
京都伝統の製法で作る「京おかき」。
完成までに1週間以上、洗米から餅つき、乾燥、焼き上げまで、職人がつきっきりで手間ひま掛け、作り上げます。
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洗米・浸水
おかき作りはもち米を洗うところから始まります。無理に洗うとお米を傷つけてしまうので、水流だけで丁寧に糠を落とします。
その後、綺麗な水をじっくり一日掛けてもち米に浸水させます。 -
蒸し・餅つき
浸水させたもち米を蒸したら、次は餅つきの工程。大きな杵を天井からドシンドシンと落としてつきます。
こねるのではなく、杵でしっかりとつくことにより、コシが生まれます。 -
寝かし・裁断
餅は冷蔵庫で3〜5日間寝かした後、おかきのサイズに切ります。
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乾燥
切ったあとは自然乾燥させます。
上下をひっくり返しながら丸一日以上、季節や天候による違いを見極めながらしっかりと乾燥させます。
乾かし方の違いにより食感や味まで変わってしまう、実は気の抜けない工程です。 -
焼き
乾いたことが確認出来たら、次はいよいよ焼きます。
焼いたら少し冷ます、を繰り返すことにより、時間は掛かりますが、餅の中心までしっかりと火が通り、はじけて軽い食感に仕上がります。 -
味付け
最後に醤油などで味付けをして、乾かせばようやく完成です。
「京おかき」は 京都米菓工業協同組合 の地域団体商標です。
「京おかき」の表示は、同組合員が、京都府内の自社工場で組合経由の米、
及び縁故等で仕入れた国内産米を丸粒製法で餅にし、時間をかけて自然に(低加熱で)無理をせずに乾燥して、
香ばしく焼き上げた「本当の米本来の味がする」製品にだけ認められています。
※各原材料は京都産以外のものも使用しています
つくり手のこだわり
先代の頃、効率を求めて餅の乾燥を自然乾燥からボイラーでの乾燥に変えたことがありましたが、
お得意様から「味が変わった」とご指摘を受けたため、すぐに自然乾燥に戻しました。
最近は昔と気候も変わり、これまでの経験だけではなく試行錯誤しなければならない場面もありますが、
「味とお客様を第一に考える」、これからもそこは変えずに続けてまいりたいと思います。
伊藤軒(企画)、幸栄堂(製造)
おかきの箱に巻かれているのは、京都の老舗「永楽屋」の手ぬぐい。
色とりどりの着物の舞妓さんが、楽しいお出かけから列車に乗って帰路につきます。
京都駅八条口店限定柄の手ぬぐい「おかえりやす」を、いいもの探訪だけのオリジナルカラーで。
Mebukidoki(めぶきどき)
このロゴは、沿線の皆さまとJR東海「いいもの探訪」が共同で企画したオリジナル商品の証です。
地域で育まれた製法、地元だけで愛されてきた味、あまり知られていない隠れた素材などを生かしながら、新しい組み合わせや楽しみ方をご提案。
多くの方にその地域の新たな魅力を発見していただくことで、地域の活性化に貢献します。
京都人に愛されるお菓子の老舗「伊藤軒」、400年以上続く京都の綿布商「永楽屋」と作り上げた、いいもの探訪オリジナル商品です。「京おかき」の製法にこだわったおかきの詰合せを手ぬぐいと共にお届けします。