横浜とともに歩み続ける名店
明治の文明開化に沸く横浜開港の頃、海沿いに建てられた外国の商館は「一番館」「二番館」…と呼ばれていました。当時の建築様式を再現した「馬車道十番館」は、クラシカルで落ち着いた雰囲気を醸し出す喫茶室やオーセンティックなバー、文明開化の味を伝えるフレンチレストラン、自慢の西洋菓子の売店が併設されています。異国情緒が漂う建造物とその室内、調度品は、進化し続ける横浜において、開港当時の風情を味わえる貴重な存在となっています。
毎日、職人の手で丹精込めて作り上げられるお菓子
「ビスカウト」は1550年頃、カステラなどの西洋菓子とともに日本に伝来した由緒あるお菓子です。甘さ控えめで上品な味のクリームを、厚みのあるビスケットでサンドした、サクサクした食感の良い味わい。文明開化の象徴でもあるガス灯の模様があしらわれた、横浜らしい一品です。クリームは、ピーナッツ、チョコレート、レモンの3種類です。ビスカウトのサクッとした食感と甘さ控えめのクリームが織りなすハーモニーをご堪能ください。横浜の歴史を感じるレトロなイラストの包装紙はギフトにもぴったりです。
- 1970年、横浜関内馬車道の日本最初のガス事業の功労者高島嘉右衛門家の旧跡に馬車道十番館は開館しました。それ以来、横浜とともに歩み、文明開化の跡を伝え続けたいという想いで、当時を感じる施設の運営やお食事、お菓子のご提供を行っております。ぜひ横浜の古き良き時代の香りをお楽しみいただけると幸いです。(馬車道十番館)
横浜土産の定番、馬車道十番館の「ビスカウト」。甘さ控えめで上品な味のクリームを、厚みがありサクサクとしたビスケットでサンドしました。クリームの味は3種類です。大切な人へのギフトとしてもおすすめです。