受け継がれてきたハムへの熱い想い
先代の矢島八郎は、大正14年に横浜の本牧で精肉業を始め、ドイツ人経営者が営むソーセージ工場にも納めていました。 その工場で、当時はまだ日本人には馴染みが薄く、どちらかというと敬遠されがちだったハム・ソーセージを見た瞬間に、「自分でもハムづくりを始めよう」と思い立ち、ドイツの職人に学びます。 現在も一貫して保存料・増量剤・化学調味料を使わない、伝統のドイツ製法でのハム・ソーセージ造りにこだわり続けています。
素材にこだわった本物の味
素材の持つ良さを十分に引き出すために、余計な添加物(保存料や増量剤等)や化学調味料は一切使いません。加えるのは、塩と砂糖、そして、微量の発色剤だけ。この発色剤も今では天然由来成分のセロリジュース粉を使い健康面にも配慮しています。原料の豚肉は、ハムづくりに適した新鮮な国内産豚肉を厳選しています。熟成肉工房ジローのハムは身割れを起こすことがあり、ウィンナーソーセージにはシワがありますが、これは余計な添加物を使っていないためです。
独特の風味と深い味わい
熟成肉工房ジローでは、部位ごとにカッティングした肉を塩漬液に2週間程度漬け込み、肉の状態を見ながら重さの違う2種類の重石を使い、熟成させます。漬け込み後、ひとつひとつ手巻きした熟成肉を、桜の原木を使ってスモークすることで、肉の臭味を消し、木の香りが徐々に染み込んだ独特の風味が加わり、味わいが深くなります。
- 「特別なことはなにもしていません。父がカール・ブチングハウスさんから 直伝された製法を、今でも忠実に再現しているだけなのです。」
現在も一貫して保存料・増量剤・化学調味料を使わない、伝統のドイツ製法でのハム・ソーセージ造りにこだわり続けています。
一度お召し上がりいただければ、昔ながらの直火式スモークの香りと、じっくり漬け込まれた良質の国産豚肉の旨味が、本来のハム・ソーセージの味であるとおわかりいただけることでしょう。
受け継がれた極上の味を皆さまの食卓へとお届けできるよう、これからも精進して参りますので、ぜひ当社伝統の手造りの味をご賞味下さい。
(熟成肉工房ジロー(有限会社ハム工房ジロー) 代表 矢島二郎)
ボンレスハムスライス、黒毛和牛コンビーフ、ベーコンスライス、あらびきウィンナーソーセージの、「いいもの探訪限定」セット。伝統の製法によるこだわりの味をお楽しみください。