飛騨古川の老舗酒蔵が醸すキレイな日本酒
作家司馬遼太郎が『飛騨古川の町並には、みごとなほど、気品と古格がある。観光化されていないだけに、取りつくろわぬ容儀や表情、あるいは人格をさえ感じさせる』(「街道をゆく」)と語った飛騨古川。出格子の古い商家が立ち並ぶ壱之町は落ち着いたたたずまいで、白壁黒腰壁の土蔵が続く瀬戸川沿いには今なおしっとりした情緒が漂います。
この地で明治3年(1870年)より酒造りを営む渡辺酒造店の代表銘柄は「蓬莱」。「蓬莱」とは、謡曲「鶴亀」で謡われた仙人が住むと云われる不老長寿の桃源郷。清酒「蓬莱」も、人に慶びを与え、開運をもたらす縁起のよいお酒を目指しています。
そんな中、この「蓬莱 純米大吟醸 色おとこ」は少し面白いきっかけでできた限定酒。得意先の飲食店から「うちの店には最高のシャンパン、最高のカクテルがある。でも最高の日本酒がない。最高にキレイな日本酒を作ってください」といわれたのがキッカケで開発されました。日本酒に馴染みのなかった女性をも虜にする果実のような爽やかな香りに包まれた甘くやさしい味。蜜の多いもぎたてのフルーツをイメージさせる味わいです。斬新なパッケージも魅力です。
数々の受賞歴を持つ純米大吟醸でラグジュアリーなひとときを
原料米:山田錦100%
精米歩合:45%
アルコール分:15度
なお、仕込み水は渡辺酒造店の自家井戸清水、通称「不老不死の水」を用いています。
(主な受賞歴)
★2019年ワイングラスでおいしい日本酒アワード 金賞
★2019年ミラノ酒チャレンジ プラチナ賞
★2019年全米日本酒鑑評会 金賞
★2019年ロンドン酒チャレンジ 金賞
- 飛騨古川で150年の歴史をもち、白壁土蔵の酒蔵は国の登録有形文化財に指定され、銘柄「蓬莱(ほうらい)」は長年地域で愛され続けてきました。
酒造メーカーとしては奇抜ともいえる異色のインパクトを放つ渡辺酒造店。 そのモットーは、日本で一番笑顔があふれる蔵。「お客様に笑顔になっていただくためなら、なんでもやる!」、その飽くなき追求心によって、あっと驚く商品や企画を生み出しています。
酒造りには超真面目。国内外の鑑評会で多数金賞を受賞しています。こだわりは、24時間365日吉本新喜劇を酵母に聞かせる「お笑いパワー発酵」、お客様の「ありがとう」の気持ちをお酒に伝える「ありがとうパワータンク」です。この渡辺酒造店独自の酒造りを知るべく、蔵見学に訪れる方々も沢山いらっしゃいます。
酒造好適米の「山田錦」や地元飛騨産の酒造好適米「飛騨ほまれ」などを贅沢に使用、仕込み水の自家井戸清水「不老不死の水」から醸される「蓬莱」銘柄のお酒は、今や飛騨だけでなく世界中にファンがいます。そんな我々が目指すのは、伝統を守りながらも、時代の最先端を突き進む宇宙戦艦ヤマトのように愛と感動をお届けする蔵元です。
(渡辺酒造店)
蜜の多いもぎたてのフルーツをイメージさせる味わいで数々の受賞歴を持つ純米大吟醸。果実のような爽やかな香りに包まれた甘くやさしい味。斬新なパッケージも魅力。