飛騨の豊かな自然が育んだ味、飛騨牛。
今や国内有数の銘柄牛になった飛騨牛も、元を辿ると安福号という一頭の雄牛がルーツです。岐阜県内で14ケ月以上飼育され、淡いピンクの霜降りと、香りの高さ、ジューシーな味わいが高い評価を受けています。飛騨という緑豊かな山々から湧き出る美味しい水、豊かな空気など牛の飼育に適した環境、 そして牛を飼う人々のやさしさ、愛情、牛との対話。これら全てが合わさって美味しい飛騨牛を作り上げます。きめ細かなサシがまんべんなく入っているのに余分な脂肪がつきすぎておらず、 肉色は鮮やかで淡いピンク色。柔らかくとろけるような食感をお楽しみいただけます。
キッチン飛騨は、フランスのミシュラン三ツ星レストランで修業し、丸の内ホテルでメインダイニング料理長も務めた河本シェフが目利きした選りすぐりの飛騨牛を、最高の状態でお客様に御提供するステーキハウスです。今回紹介するビーフカレーには、河本シェフのフランス料理、そして洋食へのこだわりが詰まっています。是非お楽しみください。
料理長が愛する昔ながらの洋食の味
(ビーフカレー)
具材には、飛騨牛と淡路島産玉葱を贅沢に使用し、自家製のカレーペーストを加えて大人が満足する香り豊かでスパイシーなカレーに仕上げました。ビーフブイヨンをベースに飛騨牛の旨みが溶け込んだルーとさわやかなスパイスの香りが食欲を刺激します。
- 19歳で料理の世界に入り、早いもので40年近い月日が過ぎようとしております。 初めて厨房に足を踏み入れた頃から、よき恩師、先輩、職場に恵まれ様々な料理やデザートに携わる事ができました。また幸運にも、本場フランスで仕事をする機会を頂き、フランス料理の奥深さを知り、それらを生み出したフランス人の優しさ、懐の深さを身を持って感じた事は私の財産です。
さまざまな人々から教えていただいた料理への想い、父の飛騨牛への想いをお客様へお伝えしていくことが私の使命と考えております。働き出して間もない頃、生涯を通じての料理の師匠である、岩佐 昭氏から「最高の美味しさを創るのは、優しさだ」と言われました。その頃はまだ若くその言葉の意味が全く判りませんでしたが、50歳を過ぎてようやく理解出来たような気がします。是非、飛騨のステーキハウス「キッチン飛騨」にお越しください。
(キッチン飛騨 料理長 河本敏久)
フランスのミシュラン三ツ星レストランで修業し、丸の内ホテルでメインダイニング料理長も務めた河本シェフのフランス料理、そして洋食へのこだわりが詰まったビーフカレーです。