商売繁盛祈願、豊川稲荷
豊川市は、商売繁盛祈願で有名な豊川稲荷があり、春には佐奈川沿いの桜並木、夏には各町内で開催される手筒花火など名所や見所の多い街です。そんな街に本社工場のある井指製茶は、戦後間もない頃、静岡県掛川市にあった初代の実家の茶農家からお茶を仕入れ、豊川の地で行商を行ったのが始まりです。創業から70年余、お客様の要望や味の好みを大切に、喜んでもらえるお茶を提供する事を心がけ、小さな小売店を持ち、製茶機械を導入し、お客様のニーズにあったお茶をつくり続けています。なかでも、創業から使用しているレンガ造りの鉄釜砂炒り焙煎による自社焙煎の麦茶は、「炒りたてで新鮮、香ばしい」と、地域で親しまれています。原料は厳選した国産大麦を使用し、職人による絶妙な温度管理により他のメーカーとは格段に違う麦茶を製造しています。また工場から香りたつ麦茶の焙煎香はこの街の夏の風物詩としても親しまれています。
創業当時から使うこだわりの鉄釜砂炒り焙煎機
麦茶の香りや味わいが他の製法に比べ格段に美味しいことから、創業当時のレンガ造り鉄釜砂炒り焙煎機を70年以上使い、麦茶を造り続けています。温度管理が難しく、大量生産には向いていないため、今ではこの製法の麦茶は少なくなりましたが、井指製茶はこの製法でつくられた麦茶の味にこだわり続けています。
レンガ造りの鉄釜砂炒り焙煎機は遠赤外線効果により、中までふっくらと火が通され香ばしい香りと共に麦の甘みも引き出します。職人の目利きにより、原料の大麦も優良なものを使用し、粒の大きさや気候に合わせて焙煎度を変えるなど、真心を込めて造り続けています。
浅入りと深煎りの2種の味わいをお楽しみください。
浅煎り:茨城県産二条大麦を鉄釜砂炒り焙煎により低温で3度焙煎した麦茶を丸粒のまま三角ティーバッグにしました。水色は薄いですが、麦の甘味が引き立つやさしい麦茶です。
深煎り:茨城県産六条大麦を鉄釜砂炒り焙煎により高温で2度焙煎した麦茶を丸粒のまま三角ティーバッグにしました。遠赤外線焙煎により香ばしく煎りあげており、他の麦茶とは香りが違います。
- 創業より「人々の生活にお茶で潤いを、そしてしあわせを」の企業理念のもと、薫り高く美味しいお茶づくり、安全で安心・簡単便利・美容や健康といった時代のニーズに合わせた商品づくりに取り組んでいます。喉を潤すだけではなく、心も潤す。本格さと手軽さをキーワードとし、忙しい時代にも良質な文化をたのしむ「茶飲革命」です。(井指製茶株式会社 代表取締役 井指宏隆)
レンガ造りの鉄釜砂炒り焙煎機による遠赤外線効果により、中までふっくらと火が通され香ばしい香りと共に麦の甘みが引き出された麦茶です。浅入りと深煎りの2種をお楽しみいただけます。