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■手摘み抹茶・高香ほうじ茶の焼き菓子10個入

抹茶とほうじ茶を贅沢に使用した、しっとり食感の焼き菓子。高香園の手摘み茶の個性をシンプルに楽しめます。ちょっとした手土産にもどうぞ。

  • 1円(税込)
  • 内容量:手摘み抹茶の焼き菓子×5個、高香ほうじ茶の焼き菓子×5個
    賞味期限/消費期限:製造日より60日
    保存方法:常温
    お知らせ:直射日光を避け冷暗所にて保存してください。
    化粧箱サイズ:16×16×10.5cm
  • 送料 / 原材料名・成分 / アレルゲン / サイズ
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    知る人ぞ知るお茶の産地「豊田」から 手摘みのお茶

    歴史あるお茶の産地「豊田」のお茶畑

    豊田の茶栽培の起源は古く、江戸時代文化文政の頃、愛知県知立市八橋の無量寿寺住職・梅谷売茶翁が、
    茶を薬用効果がある飲み物として説き、全国に広め、茶の種子を斡旋すると共に栽培方法も教えたと言われています。
    この時、花園村(豊田市花園町)に住んでいた、酒造りで有名な寺田伝兵衛が最初に茶の種を蒔き、茶畑を作りました。
    その後、近隣の吉原村、中根村に茶園を増加させ、刈谷藩の茶産業を担うようになったと言われています。
    この江戸時代から続くお茶どころ、吉原町で、昭和20年の創業以来、親子三代にわたり、高級茶を生産する茶園が「高香園」です。

    祖父、父の思いを受け継ぐ現園主

    この「高香園」の園主が野場義尊さん。
    小さい頃から茶畑の中で育ち、家業を継ぐことには何の迷いもなかったそうです。
    祖父や父親に連れられ、京都の茶園へ納品に行くのが楽しみで、
    「ぼんは大きなったら、うちに修業しに来るんやで」と言われていて、
    導かれるまま22歳から2年間、お世話になったそうです。
    そんな祖父や父の教えは「正直に作って、きちんとしたものを出す」ということ。
    園主は修業の後も研鑽を重ね、茶審査技術六段を取得、第68回京都府茶審査技術競技大会にも優勝しました。
    旨味と香り高い理想のお茶を作る為に、圃場の土づくりから加工・仕立てまで、一貫生産することを大切にしています。
    「どんな味と香りのお茶を作りたいかを考え、茶葉を栽培できるのが一貫生産の強みです。」と園主。
    その茶葉の豊かな香りと旨みに「いいもの探訪」バイヤー陣も驚きました。

    こだわりの土づくり

    できあがるお茶の味には、木が根を張り育つ土壌の質が深く関わるため、目指す美味しさに向けて、園主は土作りにこだわります。
    主に有機肥料を用い、農薬は控える。剪定をせず、できるだけ自然の叡智にまかせるそうです。
    有機肥料は、剪定枝、魚粉、菜種かす等。
    特に菜種かすは、お茶の栽培にはとても良いと言われる一方、とても希少なのですが、
    実は、豊田は菜種油の産地としても有名で、菜種かすが手に入りやすい環境です。
    吉原町の赤土は酸化鉄が豊富といわれております。この豊富な鉄分がお茶の味に良い影響を及ぼします。
    その他、足りないミネラルは園主が木の状態を見ながら補っていきます。
    このようにして作られた土壌には微生物が豊富です。
    畑の畝の土をめくると、糸状菌という白カビがビッシリ。これは微生物が豊富なサインです。
    この微生物がじわじわと有機質の肥料を溶かして、長くしっかりお茶の木が肥料成分を吸収できるようにしているのです。

    地域全体で伝統を守る

    剪定で木の形を整えず、自然の叡智に任せて栽培する自然仕立ての茶は手摘み茶の中でも最高級といわれており、地域のお茶摘みさんによって、愛知特有の伝統的な摘み方「しごき摘み」で、茶葉をしごくように手摘みされているのが高香園の特徴の一つです。
    新茶の季節、高香園の茶畑は、地元の女性たちの楽しげな声でにぎわい、陽ざしをたっぷり浴びた茶葉の胸のすくような香りに満たされます。
    「お茶摘みさん」が柔らかい新芽だけを選り分けながら、一枚一枚手摘みするのです。
    ひとの手で摘まれた茶葉は、飲み比べるとそれと分かるほど、旨みと香りが違います。

    「時代に取り残されているのかもしれない。
    でも機械で摘んだお茶では僕の理想の味は出せません。
    そして、手摘みは地域の協力がないと不可能です。
    地域の皆様が『吉原町は最高のお茶どころ』と誇りを持って頂き、手摘みを手伝って頂けてはじめて成り立ちます。
    地域の皆様に愛され、そして誇りを持って頂けるお茶を作り続けたい。」と地元の皆様への感謝と手摘み茶への情熱をお話頂きました。

    香りを決める

    このようにして摘まれた茶葉は、籠に入れた時に一番香りが立つそうです。
    そして、茶葉の水分がなくなる過程で酸化して、お花の様な発酵香が立ち込めます。
    園主は、この収穫した茶葉を、その年ごとの具合に合わせて、蒸して乾燥させ荒茶にします。
    そして、もう一手間「火入れ」をして香りを決めます。見極めるその温度が高すぎても、低すぎても、お茶の香りを損ねてしまいます。
    この過程を経て、高香園の「香り高く、印象に残るお茶」となるのです。

    園主のこだわり

    先代から引き継いだとき、「まず五年は慎重に。先々代から受け継いだお客様に満足頂けるお茶を作ろう」と思ったそうです。
    試行錯誤を繰り返す中、「自分の突き詰める味と香り」が見えてきました。
    飲む前の香りが「飲んでみたい」と思わせるものであり、飲んだ時に「口の中に旨みが広がり」、
    飲んだ後に「くどくない余韻が残る」。
    「お客様に『また飲みたい、毎日飲んでみたい』と思って頂けるよう、そこに至る全ての過程に、力と心を尽くす。」
    これが園主のお茶づくりだそうです。

    くつろいでいただけるお茶屋と
    自慢の焼き菓子

    高香園には、ふだん飲むお茶を求めて、また、ちょっとお茶を一服、とたくさんのお客様が日々お見えになります。
    お茶屋という生業のこだわりは守りながら、お客様には気構えることなくくつろいで、お茶の美味しさを楽しんでいただきたい。
    そんな思いから、お茶請けとなる御菓子も作っています。
    自慢の手摘み抹茶の焼き菓子は、伝統的な自然仕立て手摘みの抹茶を贅沢に使用した、抹茶そのものの風味が味わえる贅沢なお菓子です。
    しっとりとした生地の食感と、濃厚な抹茶の香りは一度食べると癖になります。
    そのままでも、点てた抹茶のお茶請けとしても美味しく召し上がっていただけます。
    是非、近くにお越しの際は、お店にもお立ち寄りください。

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