一杯又一杯風味津々美味陶然自ら到る桃源境
愛知県名古屋市、古くは名古屋城下と大曽根口を経て、中山道と接続するための脇街道であった善光寺街道沿いで酒造りを営む東春酒造。「東龍」のブランド名で知られる東春酒造は、コクがあり、キレのある、米からの旨みのいきた酒、そんな酒を目指して醸しています。
創業は江戸末期、元治2年(1865年)。当時、名古屋城の櫓を建造する予定の材木を譲り受け、創業者佐藤東兵衛が善光寺街道筋に酒蔵を建造、屋号を龍田屋として酒造りをはじめました。昭和初期までの銘柄は「菅公」。その後、創業者の名前より東、屋号より龍をとり、「東龍」と改め、現在に至っています。
東春酒造が山田錦を極限の35%まで磨き上げ、自信を持って醸したお酒が、この「東龍 純米大吟醸 玲瓏」。
気のおけない仲間と楽しみたいお酒
ラベルに書かれた言葉は、「酒あまた飲めど東龍ハ又格別一杯又一杯風味津々美味陶然自ら到る桃源境」。
李白の詩「山中にて幽人と対酌す」を思わせる、今にも飲みはじめたくなるこの言葉は、書家の頑痴庵南陽が東龍純米大吟醸を飲んだ折に筆をとったもの。
「東龍 純米大吟醸 玲瓏」は、この言葉通り、一杯、一杯と飲み進むうちに桃源境に到るような心持ちのする、爽涼な香り、冴えのある味わいです。気のおけない仲間と、尽きることのない会話を楽しむためのお酒として、お選びいただいてはいかがでしょうか。
オンザロックや冷やしてお楽しみください。
- 酒造りは、自家精米した米を使い手造りで、昔ながらの山廃酵母の純米酒をはじめ、特定名称酒のみを醸造しております。
安易な機械化に頼らず、目指す味のお酒のみをお届けしたいという思いで提供する東龍の日本酒をどうぞお楽しみください。
(東春酒造株式会社 代表取締役社長 佐藤幸彦)
愛知県名古屋市、善光寺街道沿いに建つ東春酒造が、自信を持って醸した純米大吟醸。ラベルに書かれた言葉通り、飲み進むごとに陶然として桃源境にいたるような心持ちさえするお酒。