渥美半島で人気のカフェ
田原市は愛知県の南端の渥美半島に位置し、三河湾、太平洋、伊勢湾と三方を海に囲まれています。四季を通じて温暖な気候で、キャベツやメロンなどの農業や畜産が盛んな土地です。 サーフィンが趣味の小川さんは大阪から田原市に移住し、2010年に夫婦で「DIEZ cafe」をオープン。自家栽培で丹精込めて育てた野菜をたっぷり使ったランチ、挽きたてのエスプレッソ、常時10種類以上用意しているマフィンが人気です。2021年1月にかつて保育園として使っていた70年以上前の建物を改装し、「DIEZ cafe」は現在の場所に移転しました。保育園の教室だった店内は緑でいっぱい。地元の人々、海上がりのサーファー、観光客に人気のカフェです。
自家栽培した自慢のハラペーニョ
オーナーの小川さんがメキシコを訪れた時、ハラペーニョの美味しさに衝撃を受け、温暖な田原市で栽培を始めました。ハラペーニョは唐辛子の仲間で、見た目はしし唐、味は唐辛子、種とワタを除けばピーマンの様な味です。ポン酢文化の大阪で育った小川さんが考案したのが自慢のハラペーニョをふんだんに使った「ペーニョポンズ」。ほんのりピリッとした辛さが特徴です。塩ペーニョは後から来る辛さと香りが特徴。どちらも鍋、焼き魚、焼き肉、湯豆腐、蒸し野菜、しゃぶしゃぶ、餃子、炒め物などによく合います。保存料・合成着色料・人工甘味料は使用せず自然な製法にこだわっています。
- サーファーとして次の世代、その次の世代に、今より良い状態の自然を残したい。ハラペーニョ栽培では、水質、土壌、生態系に影響を及ぼす化学的なモノを使わない「海をきれいにする農法」にこだわっています。エスプレッソ抽出後のコーヒー豆に海で拾ったあさりや牡蠣殻、農家さんから貰ったもみ殻、米ぬか、畑で放し飼いしている鶏のフン、ランチで出た生ごみなどを混ぜ栄養分豊かな堆肥を作り作物を育てています。たくさんの有機物がバランスよく入った土はふかふか。雑草、虫の駆除や土の消毒に化学的なモノは使っていません。自慢のハラペーニョを使用した「ペーニョポンズ」「塩ペーニョ」を是非ご賞味下さい。DIEZcafe代表 小川史
自家栽培の生ハラペーニョ（唐辛子の一種）と檸檬を使った辛味と酸味のバランスが良いポン酢（1辛〜3辛 各1本）と生ハラペーニョと天日塩だけで作った辛さと香りが特徴の塩ペーニョのセット