「豆の顔をみて、餡から自分で作る」手作りの伝統
江戸時代、8代将軍・徳川吉宗による殖産興業政策の一環として三河吉田藩(愛知県豊橋市)より製糖を命じられて創業。当時は、参勤交代の大名が召し上がる菓子を製造していました。現在は、10代目が伝統の手作り製法を守り続け、小豆の状態を見て「餡」から丁寧に作ります。若者にもっと「餡」を食べてもらいたいので、今の時代に合った商品開発にも力を注いでいます。
伝統の手作り製法で丁寧に作った、羊かん2種セット
〇今宵の友
北海道産小豆に阿波産の和三盆糖を加え、独特の香りとコクのある甘さが特徴。
〇久礼羽
白大福豆を使った餡を、紅で紅白に染めあげました。お祝いの席にぴったり。
- 創業当時から続く自家製「餡」への強いこだわり。小豆の風味を最大限生かすべく、原材料を厳選し、手間を惜しまずシンプルに本物を求める製造につとめています。 羊かん作りでは、釜から離れず火の調節をし、じっくり丁寧に「餡」を練り上げていきます。そして練り上がった羊かんを型に流し込んで、一週間ほどかけて納まるのを待ちます。仕上げとして、上澄みと四隅を切り落とし1本ずつ切り分けることで角の立った羊かんになります。 伝統を守り続ける一方で、若い人にも「餡」の美味しさを知ってもらいたいと、夏場のあずきアイスバーのほか、期間限定の生姜羊かんなど、新しい商品を販売しています。(10代目 杉浦隆仁)
創業280年以上の老舗和菓子店が、昔ながらの手作り製法にこだわった羊かん2種セット。見た目も味もそれぞれ特長があり、幅広く好まれています。贈答用にもお勧めです。