1300年余の歴史と伝統を受け継ぐ美濃和紙
暮らしの中で手漉き和紙に出会うという機会は減少している中、1300年余の歴史や伝統の魅力を多くの人に知ってもらいたい、そんな一心で和紙製品を世に送り出しているのが家田紙工です。単に美濃和紙を販売するだけではなく、岐阜提灯などをはじめとした全国の提灯用紙の絵付けを主とした刷り込みを生業としてきたからこそ可能な技術が製品に盛り込まれています。
製品を手に取れば、その技術とその裏にある歴史や伝統を実感いただけるはずです。どこか懐かしい記憶が呼び起こされるかもしれません。童心に戻るのはもちろん、同時にこの歴史と伝統を未来に継承したい、そんな思いにもしてくれます。
お祝いの場をより一層華やかにする心にも残る和モダンな「祝儀袋」
仲の良いご友人の結婚式、ハレの日に心を込めたや祝儀袋を持っていきたい。大切な人であればあるほどその思いは募るはずです。これまで過ごした懐かしい時間や出来事を振り返り、喜びとともにお祝いの席に出る。
この「祝儀袋」は、そんなときにぴったりです。美濃和紙のあたたかみが柔らかくあなたの気持ちを分かりやすく伝えてくれることでしょう。
国指定の伝統的工芸品、美濃和紙の持つ存在感をぜひお選びいただければ幸いです。
- 美濃手漉き和紙の歴史は古く、今から約1300年前まで遡ります。和紙制作には水が命といわれ、美濃の山紫水明な自然のなかで粛々と育まれて来ました。楮(こうぞ)を主な原料とし、職人により1枚1枚丁寧に漉きあげられる美濃手漉き和紙は、その薄さと強靭さ、品質の高さが自慢です。
美濃和紙は、昭和60年に国指定の伝統的工芸品に認定されたほか、平成26年には「日本の手漉(てすき)和紙技術」として、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産登録として認定されました。その伝統と技術をこれからも大切にしていきます。
手工芸の持つ美しさ、本物の良さやこだわりの手の仕事、を感じてください。
(家田紙工株式会社 代表取締役社長 家田学)
1300年の歴史を有する美濃手漉き和紙の伝統的な技法に、新たな手法を取り入れて漉かれた美濃和紙による祝儀袋。その格調高さと気品は、まさにお祝いの場にぴったりです。