

内藤酒造の代表作を飲み比べ
本格焼酎「銀杏焼酎藤九郎(とうくろう)」は、祖父江町の良さをさらに広めていきたいという地元を愛する思いから、熱心な銀杏農家の手で育てられた祖父江町の名産である「祖父江ぎんなん」を贅沢に使用して開発した、味・香り・旨みが凝縮された本格焼酎です。スッキリとした口当たりの中にひろがる銀杏のやわらかな味わいが特徴です。
イチョウの花酵母を使用して醸された純米酒が「プリンセス・ギンコ」。ほんのりスモーキーな香りと甘酸っぱい味わいは、少し冷やして食前酒として楽しんでいただくのがおすすめです。
純米吟醸「虹のしらべ」は、高精白された愛知県産の酒造好適米のみを原料に、低温でじっくりと時間をかけて醸されたお酒です。 芳醇な香りとフルーティーでほんのりとした甘さが特徴、和食に良く合う食中酒です。 日本酒をあまり飲まない方にもおすすめです。
純米吟醸酒と純米酒、銀杏焼酎とイチョウ酵母の純米酒の飲み比べをお楽しみください。

木曽三川の恵み
江戸時代文政9年(1826年)より、この地で酒造りをつづける内藤醸造は、適度なミネラル分を含んだ軟水である木曽三川の伏流水を仕込んだ、「木曽三川」ブランドで知られており、「純米吟醸 木曽三川 虹のしらべ」は日本酒造組合中央会後援の「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」のメイン部門で最高金賞を受賞しました。

祖父江とイチョウ
愛知県稲沢市祖父江町は、木曽川を挟んで岐阜県に接する愛知県西部に位置しています。日本一の銀杏の産地としても知られる祖父江町では、そこここにイチョウの杜が見られ、中には樹齢数十年以上を経たとも言われる大木に出会うこともできます。濃尾平野に流れ込む木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川の恵みを受けた肥沃な土壌で育ったイチョウの樹から採れる銀杏は、大粒でもっちりとした味わいで「祖父江ぎんなん」の名で親しまれています。
- 文政9年(1826年)より始まった弊社の酒造りですが、自社の社員のみでお酒を醸すようになったのは2011年からとなります。
少量生産ながらも誰もがおいしいと満足のできるお酒を造る為、自社の社員で酒造りのすべての工程に携わりたいと考えました。食中酒というイメージを超え、そっと酒が料理に寄り添いまた料理が酒に寄り添うようなお酒を造りたいというのが「木曽三川」のコンセプトです。
現代では全国の蔵元でも稀少となった箱麹製法での麹の手造り。雪降りしきる厳寒期の中、氷点下を割り込む水温でのお米の手洗い。南部杜氏の手造りの伝統を受け継ぎ、最新の設備を導入してのお酒の管理にも注力していきました。
全ては最高のお酒を造り、飲んでいただく為に。お客様に清酒「木曽三川」を飲んでいただいたとき、他の清酒とは一味違った香りや味わいと共に私たちの人間味を感じていただくことまでできたなら、それ以上に幸せなことはありません。
(内藤酒造 代表取締役 内藤 勇)
「祖父江ぎんなん」を贅沢に使った焼酎「藤九郎」、イチョウの花から分離した酵母によって醸された純米酒「プリンセス・ギンコ」、低温でじっくり醸された純米吟醸「虹のしらべ」、内藤醸造の代表作3本セット。