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喪中にお中元は贈ってもよい? 相手や自分が喪中の際のマナーをご紹介

お中元

喪中とは、近親者が亡くなった際に故人の冥福を祈りながら、祝い事を避けて慎ましく暮らす期間のことで、一般的には命日から1年を指します。相手や自分の身内が亡くなり喪に服している時期は、新年の挨拶など、いくつかの行動を避けなければいけませんが、お中元の品物は贈ってもよいのでしょうか。

ここでは、喪中にお中元を贈ってもよいのかをはじめ、実際に贈る際の注意点や、自分が喪中の時にお中元をいただいた際のマナーをご紹介します。

【目次】
■お喪中期間にお中元は贈る?
・相手が喪中の時
・自分が喪中の時
■喪中にお中元を贈る際のマナー
・忌中の時期を避ける
・熨斗(のし)や水引に注意
・喪中の際に避ける贈り物
■自分が喪中の時にお中元をいただいた際のマナー
■喪中時のマナーを守りお中元を贈ろう

喪中期間にお中元は贈る?

喪中の期間、遺族はお祝い事や華やかな場への参加を避け、できるだけ慎ましい生活を心がける必要がありますが、お中元は贈ってもよいのでしょうか。
贈る相手が喪中の場合と自分自身が喪中の場合について、それぞれの対応方法をご紹介します。

・相手が喪中の時

お中元やお歳暮は、相手への日頃の感謝やお礼の気持ち、健康への願いを込めて贈る、時候の挨拶を兼ねた贈り物です。お年賀のようなお祝い事には含まれないため、喪中の家庭にお中元を贈ることに問題はありません。

ただし、故人を失った悲しみで気持ちが沈んでいるなど、お中元をもらっても相手が喜べない場合もあるでしょう。喪中の相手にお中元を贈ることがどうしても気になる場合は、相手へお悔やみの挨拶をする際などに、お中元を贈ってもよいかどうかを確認しておくことをおすすめします。

・自分が喪中の時

自分自身が喪中の場合も、先方に不幸があったわけではないので、相手が喪中の時と同様にお中元を贈ることができます。
ただし、死を穢れとしてとらえ、喪中の人からのお中元を「縁起がよくない」と気にする方もいらっしゃったり、お中元を贈ることでかえって相手に気を遣わせてしまったりする場合もあります。そのため、自分が喪中の時は品物を贈る時期を少しずらすなど、相手へ配慮する方がよいでしょう。

自分の気持ちが落ち着かず、どうしてもお中元を用意するのが難しい場合は、落ち着いてから改めて「残暑見舞い」などとして品物を贈るのもひとつの方法です。

喪中にお中元を贈る際のマナー

喪中でもお中元は問題なく贈ることができますが、一般的なお中元のマナーとは別に、いくつか注意しなければいけないことがあります。ここからは、喪中にお中元を贈る際のマナーをご紹介します。

・忌中の時期を避ける

相手や自分が喪中だとしてもお中元は問題なく贈ることができますが、忌中の時期にお中元を贈るのはマナー違反にあたるため注意が必要です。

忌中とは、仏式の場合は忌日(故人が亡くなった日)から四十九日法要(七七日)が明けるまでの期間を、神式の場合は忌日から五十日祭までの期間を指します。
忌中は遺族も法事や各種手続きなどで何かと忙しいうえ、故人を失ったことへの悲しみに暮れていると考えられる時期でもあります。また、忌日から日が浅いうちの贈り物は香典と勘違いされてしまい、お中元の品物だと思われない可能性も高いです。
遺族の気持ちなどを考慮すると、忌中の時期にお中元を贈るのは控え、忌明けを待つのが無難です。

忌中とお中元の時期が重なってしまった場合は、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として品物を贈るとよいでしょう。

⇒お中元と暑中見舞いの違いとは? はがきの文例やマナーもご紹介
http://e-mono.jr-central.co.jp/column/ochugen/s_mimai.html

・熨斗(のし)や水引に注意

喪中にお中元を贈る際は、熨斗(のし)や水引にも注意が必要です。一般的なお中元の場合は、右上に熨斗をつけ、紅白で蝶結びの水引を掛けたのし紙で品物を包みます。
しかし、熨斗や紅白の水引はお祝いの気持ちを表すものなので、使用を控えなければいけません。

喪中の場合は熨斗や水引がついたのし紙ではなく、白無地の奉書紙や白い短冊に「お中元」または「御中元」の表書きを記して贈るようにしましょう。これは、暑中見舞いや残暑見舞いとして品物を贈る際も同様です。

⇒お中元の熨斗(のし)の意味・書き方・注意点を解説
http://e-mono.jr-central.co.jp/column/ochugen/noshi.html

・故人宛に贈らない

故人宛にお中元を贈るのは失礼に当たります。亡くなった段階で相手との縁が切れたと考えられるので、長年習慣として贈っていたとしても、故人の家族と特に付き合いがない場合はお中元を贈る必要はありません。

故人の家族とも付き合いがありお中元を贈り続けたい場合は、故人宛にお中元を贈ることは避け、家族宛に贈るなどの配慮が必要です。

・喪中の際に避ける贈り物

喪中の際も、普段のお中元と同じように、「縁を切る」ことを連想させる刃物類やハンカチ、「踏みつける」という意味を持つスリッパなどを避けるといった、一般的なマナーに注意して品物を選ぶ必要があります。
紅白の華やかなものやお祝い事を連想させる品物を避けて選ぶと、より相手の気持ちに寄り添った贈り物になるでしょう。

また、相手が喪中の場合は、お盆のお供えものとして多くの品物が贈られている可能性があります。相手の状況を考え、できるだけ長期間保存がきくものや、生活雑貨のように日常的に使いやすいものなどを贈るのもおすすめです。

品物だけでなく、品物に添える送り状や挨拶状にも注意が必要です。「おめでとう」のようなおめでたい表現やお祝いの言葉は避け、相手に配慮した内容の文面にするとよいでしょう。

⇒お中元の送り状はなぜ必要? 書き方や相手別の文例をご紹介
http://e-mono.jr-central.co.jp/column/ochugen/invoice.html

自分が喪中の時にお中元をいただいた際のマナー

自分が喪中の際でもお中元をいただくことに問題はないため、一般的なお中元のマナーに沿ってすぐにお礼状を返し、相手に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
気心のしれた親友や親族などは電話やメールで感謝の気持ちを伝えるのもかまいませんが、基本的には品物が届いてから遅くとも3日以内にお礼状を出すのがマナーです。

お中元の贈り主が故人の葬儀に参列していた場合は、葬儀の際などにお世話になった旨を書いておくとより丁寧なお礼状になります。ただし、自分が喪中であることを相手が知らない場合や、葬儀に参列されなかった相手へのお礼状には、葬儀に関することを記す必要はありません。

また、相手が故人の訃報を知らない場合、故人宛にお中元が届いてしまうことも考えられます。そのような際は、いただいた品はそのまま頂戴したうえで、お礼状を添えて同等額の品物をお返しすると丁寧です。
お礼状には、故人が亡くなったこと、訃報の連絡が届かなかったことへのお詫びの気持ちの2点をお礼状に記載しましょう。亡くなっていることを知ったうえで贈っていただいた場合も、相手への感謝の気持ちを書き添えておく必要があります。

⇒お中元のお礼状のマナーと書き方とは? ビジネス・個人別の例文もご紹介
http://e-mono.jr-central.co.jp/column/ochugen/letter.html

喪中時のマナーを守りお中元を贈ろう

お中元はあくまで日頃の感謝の気持ちを伝えるもので、年賀状のようなお祝い事とは異なる習慣です。そのため、相手や自分自身が喪中の際でも、忌中を避ける、水引のついたのし紙は使わない、故人宛に贈らないなどのマナーに注意すれば贈ることができます。

喪中時のマナーだけでなく、送り状や品物の選び方など、お中元を贈る際の一般的なマナーにも注意して、お世話になっている相手に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

⇒お中元のマナーとは? 知っておくと役に立つ基礎知識をご紹介
http://e-mono.jr-central.co.jp/column/ochugen/manner.html

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