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駿河竹千筋細工 軒風鈴(H-3)

伝統的工芸品である駿河竹細工の技法でつくられた風鈴。南部鉄の音色に涼を感じるとともに、竹の美しくしなやかで繊細な曲線からも涼を感じます。

  • 4,536円(税込)
  • サイズ:直径15.5cm×高さ10cm
    保存方法:お手入れは、ちりやほこりが付着した場合は柔らかな刷毛で、よごれた場合は充分にしぼったふきん等で軽く拭いてください。水に弱いため、雨天時は室内に入れてください。
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    駿河竹千筋細工の繊細な優美さ

      駿河竹千筋細工の特徴は、丸く削った細い竹ひごを組み合わせる繊細さにあります。名前にある「千筋」とは、畳の幅3尺(約90cm)に千本並ぶほどという意味であり、ひご作りが要となります。
     工程はほとんどが手作業です。竹材の仕込みに始まり、鉈などを使って小分けにする「割り」や厚みを薄く裂いていく「へぎ」、さらに細かく竹を裂いていく「くじき」などの様々な工程でひごは作られます。それを小さな穴に通してさらに削っていく「ひご引き」によって、駿河竹千筋細工のひごは完成します。

     竹は繊維が強く丈夫であり、また弾力性にも富む特性があります。そのため完成したひごは直線のままのほか、曲げることもでき、多様なデザインを形作ることが可能です。職人が丁寧に作った細い竹ひごを様々な形に組み立てることで、駿河竹千筋細工の繊細な優美さが生まれるのです。

    職人技が光る、繊細で涼やかな逸品

      駿河竹細工の技法でつくられた風鈴は、南部鉄の音色に涼を感じるとともに、竹の美しくしなやかで繊細な曲線からも涼を感じます。細く削られた竹ひごを、ひとつひとつ丁寧に組みあげる技法は、まさに職人技。
     駿河竹千筋細工ならではの繊細で優美な美しさを感じる粋な逸品は、大切な方への季節のギフトにもおすすめです。

    つくり手のこだわり

    •   古来より静岡・府中を流れる安倍川、その支流の藁科川流域は、良質の若竹、淡竹を産してきました。弥生時代の登呂遺跡からの出土品には竹製のザルやカゴがあり、当時から生活に根差していたと考えられています。そして江戸時代には籠枕が参勤交代の諸大名に人気を博すなど、この頃より駿河竹細工の名声は広がっていきました。
       駿河竹細工の中でも最も特徴があるといわれる、丸ヒゴを使った「駿河竹千筋細工」は、安政の頃までに今日の礎が確立したと伝えられています。明治6年には、日本の特産品としてウィーンの国際大博覧会に出品し、好評を博し、以後、日本を代表する輸出品として海外の脚光を浴び、発展を重ねていきました。

       「駿河竹千筋細工」は、国の伝統的工芸品に指定されています。江戸時代から受け継がれる技法を守りながら、多様化するお客様のニーズにお応えできるよう、組合員一同が日々精進努力し、より良い作品作りに全力を挙げています。
       職人の手が生み出す繊細で優美な技の華を感じて頂ければ幸いです。
      (静岡竹工芸協同組合 代表理事 杉山雅泰)
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