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京都宇治 中村藤吉本店 煎茶「清風」・かぶせ茶「初緑」詰合せ

京都宇治の茶商・中村藤吉本店の煎茶「清風」とかぶせ茶「初緑」をセットで。爽やかで透明感ある風味の煎茶と、ほんのりとした甘みがあり、渋みが苦手な方にもお勧めのかぶせ茶は、贈る相手を選びません。

  • 3,240円(税込)
  • 内容量:煎茶「清風」80g缶入り、かぶせ茶「初緑」80g缶入り
    賞味期限/消費期限:6ヶ月
    保存方法:常温
    お知らせ:季節により、箱の色が画像と異なる場合がございます。
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    京都宇治 日本茶のふるさと

      かつてこの国にはじめてお茶がもたらされたのは平安時代。空海や最澄らの僧が中国より種を持ち帰ったことによって始まりました。種を伝えられた栂ノ尾高山寺(こうざんじ)の僧、明恵上人(みょうえしょうにん)が、より良い産地を探すうち、ここ宇治に辿り着いたのだといいます。
      宇治は京都の南に位置し、1000年の昔、紫式部が源氏物語の最後の舞台にここ宇治を選びました。平等院、宇治上神社が今に伝えるように、平安の昔、貴族たちにとって祈りと癒しの地であったこの地は、京都市内とは少し違ったたおやかな雰囲気を醸し出しています。とうとうと流れる川は、お茶の栽培に適した湿度をこの地に与えました。
      上流階級の人々のたしなみとしてはじまった喫茶の習慣は、社交の道具として武家社会に広まり、やがて茶道として完成されます。それは礼節やもてなしの心を基本とする日本文化の礎となりました。村田珠光(むらたじゅこう)、武野紹鴎(たけのじょうおう)、千利休など、歴史に名を残した数々の茶人たちと共に、その茶の文化を支えたのは茶商たち。特に煎茶や玉露など、新しいお茶を生み出してきた宇治の茶商の存在が、宇治茶を世に知らしめることとなったのです。
      幕末、1854年の創業以来、中村藤吉本店はこの宇治の地で、それぞれがもつ本来のおいしさを引き出したお茶を発信してきました。

    爽やかで透明感ある風味の煎茶「清風」

       煎茶は日本茶の中で一番多く栽培され、飲まれているお茶です。茶園に覆いをせず、日光をたっぷりと浴びることで、甘味、旨味、苦味、渋味がバランス良く生成され、煎茶独特の爽やかで透明感のある風味となります。近年は苦渋味を押さえ、茶葉を濃緑色にするために適採前に数日間覆いをする煎茶が多くなりましたが、中村藤吉本店では、茶葉の見た目が悪くなるものの、風味を大切にし、できるだけ覆いをしていない煎茶を選定しています。
     煎茶「清風」は、爽やかで透明感のある風味を持つ、さっぱりとしたお茶です。湯量や温度を調節することで、甘味や旨味、苦味、渋味のバランスを楽しむことができます。

    風味穏やかで飲みやすいかぶせ茶「初緑」

      かぶせ茶は煎茶と玉露のちょうど中間にあるお茶です。玉露や碾茶などと同じく、新芽の育成期間中に覆いをかぶせますが、玉露や碾茶が少なくとも20日間以上日光を遮るのに対し、かぶせ茶は7〜10日間程度と短くなります。玉露のようなこってりとした甘味や旨味はありませんが、煎茶よりも風味が穏やかで、苦渋味が苦手な方にもおすすめのお茶です。湯温を高くして苦味を効かせてさっぱりと入れたり、湯温を低くして甘味を引立たせてまろやかに入れたりと、その日の気分に合わせて様々な味わい方ができます。
     美しい缶に入った2種のセットは、大切な方への贈り物にもお勧めです。

    つくり手のこだわり

    • つくり手
    •   ときは幕末、尊王攘夷が叫ばれ、長い鎖国の時代は終わりを告げようとしていた安政元年(1854年)、中村藤吉本店は創業しました。鳥取藩主池田公と縁の深い御物茶師星野宗以や、「不昧公」の名で茶人としても知られる松江藩主松平治郷など、様々な茶人との関わりの中で、創業以来茶業ひとすじに励み、それぞれのお茶の「らしさ」を追い求めて参りました。煎茶は煎茶らしく、覆いをしない露地栽培の煎茶で、清々しい清涼感に溢れたものを。玉露は玉露らしく、しっかりと手間暇をかけた覆下栽培の玉露で、重厚な旨みを持つものを。形や見た目のみにとらわれず、飲んで美味しいと思えるお茶をこれからも提供したいと思います。
        お茶をスウィーツや食事としてもお楽しみいただけるカフェを併設した宇治本店の建造物群は、明治期の茶商屋敷の代表的な建物群として、文部科学大臣により「重要文化的景観」の一部に選定されております。本店にも掲げ家訓としている幕末の英雄勝海舟から賜った「茶煙永日香」の言葉通り、子々孫々にわたり、宇治の地で茶の商いに精進し、当家の茶の薫煙を絶やさぬように努めて参りますので、ぜひお茶を楽しみに宇治にもお運びいただければ幸いです。

      (中村藤吉本店)
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