江戸時代から保全されている城下町・商家町の姿が残っており、ロマンを感じる古風な町並が広がっています。高山の地酒や飛騨牛などのグルメに舌鼓を打ったり、飛騨春慶などの伝統工芸品に触れるのも楽しみのひとつです。
中橋の桜
市内中心部を流れる宮川に架かる赤い中橋とソメイヨシノの花が見事に調和し、まるで絵画のような風景。期間中(4月上旬〜5月上旬予定)にはライトアップされ、幻想的な花あかりを楽しむことができます。岐阜県による「飛騨・美濃さくら33選」にも選ばれるほど美しい光景です。
お問合せ:0577-32-3333(高山市観光課)
古い町並
市内中心部に位置する「古い町並」と呼ばれるエリアは、今もなお江戸時代からの風情が漂っており、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れています。
舩坂酒造店
風情漂う古い町並で200年以上の歴史を刻む「舩坂酒造店」では、当サイトで紹介している「ゆず兵衛」以外にも、「四ッ星」や「深山菊」などの本当に美味しいお酒に出会うことができます。
キュルノンチュエ
フランスのモルトオで修行した職人が心を込めて作る燻製品は絶品。絵画を描くアトリエのような装いを見せるお洒落な雰囲気のお店で、「白かび熟成の乾燥ソーセージ」など、日本ではあまり見かけない珍しい逸品を味わうことができます。
山田春慶
自然のままの木目を生かした美しい漆器。
「手ぬり技法」により製作しており、昭和50年には当時の通産大臣から伝統的工芸品として指定されました。
高山と同様に、江戸時代に天領として発展した飛騨古川。鯉が泳ぐ瀬戸川沿いには白壁土蔵やお寺の石垣が続き、情緒豊かな景観を楽しむことができます。
真宗寺
荒城川沿いに位置する真宗寺。毎年1月に行われる飛騨古川の伝統行事「三寺まいり」で巡るお寺の一つ。
赤い欄干と屋根の緑青、そして可憐に咲く桜の色の調和が美しく、風情を感じます。夜になると欄干が水面に浮かび、幻想的な雰囲気を醸し出します。
お問合せ:0577-74-1192(飛騨市観光協会)
牧成舎モッツァレラ
自然あふれる飛騨古川の地で伸び伸びと育った乳牛たちの生乳で作ったモッツァレラチーズ。だし溜まり醤油に漬け込んだ「チーズのたまり漬け」は、ぜひ奥飛騨山椒と合わせて味わって欲しい逸品です。
渡辺酒造店
明治3年より飛騨古川で酒造りを始めた渡辺酒造店。
「飛騨のどぶ」は、飲むというよりも食べる、といった感覚で、米本来の自然な甘みを堪能できます。
岐阜県の中部に位置する下呂。全国的に有名な下呂温泉に加え、観光地としても楽しめる場所が多く、この土地ならではのグルメも堪能できます。
下呂温泉街
日本三名泉のうちの一つで、約1,000年の歴史を持っています。肌の古い角質を取る働きがあるとされ、「美人の湯」とも呼ばれています。
温泉街には郷土料理店や雑貨屋、足湯などもあり、ゆっくりと散策を楽しむことができます。
四美・岩太郎のしだれ桜
下呂市を代表する樹齢約100年のしだれ桜。この桜を植えた人の名から、「岩太郎桜」という名で親しまれています。道行く人に覆いかぶさるように咲き誇る姿は圧巻。
夜にはライトアップされ、昼間とはまた違った表情を楽しむことができます。
お問合せ:0576-25-4711(下呂市総合観光案内所)
龍の瞳
水稲品種「いのちの壱」の中の最高品質のお米。岐阜県が定める基準の農薬使用量の1/3程度、また有機質肥料のみを使用して栽培され、安全安心にこだわった逸品です。噛むごとにお米の甘さ、香ばしさが口の中に広がります。
編集後記
このエリアは風景を楽しむだけではなく、食や文化など、多くの魅力で溢れています。
ロマンを感じる古風な町並に、さらに彩を添える桜の花。
春ならではの楽しみを見つけに、飛騨路へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※写真・イラストは全てイメージです。
※気候・自然条件等により写真のような景色が見られない場合があります。
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