

フルーツを思わせるさわやかな酸味と透明感
江戸時代、東海道五十三次の22番目の宿場町として栄えた藤枝宿。現在では商店街などに姿を変えていますが、藤枝大祭等の伝統的なお祭りや蓮生寺・飽波神社等の寺社仏閣、大旅籠柏屋等が残されおり、当時の面影を今に残しています。
この藤枝市の瀬戸川上流に蔵を構える志太泉酒造は、初代望月久作が明治15年に創業しました。酒名を名付けるにあたり、地元志太郡の地名・志太にちなみ、「志し太く泉のように沸き立つ酒を造りたい」という願いを込め「志太泉」と命名したと伝えられています。
仕込み水として使用している水は、高根山に源流部を持つ清流である瀬戸川の伏流水。硬度3.4の超軟水である瀬戸川伏流水の利点を活かし、フルーツを思わせるさわやかな酸味と透明感が志太泉の酒の特徴です。

さわやかな純米大吟醸と米の旨みを味わえる純米酒
「志太泉 純米大吟醸」は、志太泉酒造自慢のお酒です。
兵庫県産山田錦を40%まで磨き、米の質を見極めながら一手間も二手間も掛けました。酒米の王様といわれる山田錦特有の爽やかな吟醸香と透明感のあるフレッシュさは、緻密な仕事の結晶です。
まぐろやうに等、お刺身やお寿司にとても良く合い、洋風料理とも相性が良い純米大吟醸です。きりっと冷やしてお楽しみください。
「志太泉 純米酒」は、山田錦の旨みを味わってもらいたいという想いで醸したお酒です。精米歩合は60%。米の特徴をまっすぐ表現した力強いお酒です。お燗でも常温でも冷酒でもそれぞれの表情が楽しめる全温度帯対応の純米酒です。どんな料理にも相性が良いお酒ですので、日常酒としてお楽しみください。
- 志太泉酒造は、初代望月久作が明治15年に創業しました。
当蔵で醸すお酒は、なんと言っても水が命です。瀬戸川の伏流水を濾過せず、井戸から汲み上げた水をそのまま仕込みに使っています。この柔らかな水を最大限活かすのが、酒造りの基本的な考えですし、志太泉の特徴ともなります。
平成21酒造年度より、能登流の西原光志氏と若い蔵人たちが酒造りをになっています。能登杜氏の技術と志太泉に蓄積された静岡型の吟醸造りのスタイルを融合させ、伝統を大切にしながらモダンな日本酒作りを目指しています。
(株式会社志太泉酒造 代表取締役 望月 雄二郎)
硬度3.4の超軟水であるこの水の利点を活かし、フルーツを思わせるさわやかな酸味と透明感が志太泉の酒の特徴です。志太泉自慢のさわやかな純米大吟醸と米の旨みを味わえる純米酒を味わえるセットです。