長野の郷土料理 やさいたっぷりの縄文おやき
多くの山々が連なる長野県。それぞれの街は山々で囲われ、北信、東信、中信、南信、各地域それぞれに独自の文化や歴史を培ってきました。今では長野県の郷土料理として有名になったおやきもその一つで、元々は北信地方、現在の長野市周辺、西山地区で親しまれてきました。
製法はいたって素朴で、味噌や醤油で味付けして炒めた季節の野菜、山菜をたっぷり使い、耳たぶくらいにやわらかく練った小麦粉の皮に包み込んでこんがりと焼いていきます。
野菜や山菜の持っているうまみを皮の中で封じ込め、蒸されることで醸し出される絶妙な味は、食べた人を温かい気持ちにしてくれます。
人気の定番具材 7種の入ったおやき
小川の庄の「縄文おやき」は西山地区にある縄文時代の遺跡に因んで名づけられ、昔ながらの製法にこだわった素朴で力強い味がするおやきです。囲炉裏端で情緒豊かな雰囲気の中、おやきを食べたり、おやきづくり体験ができる「おやき村」で食べられます。
縄文おやきセット(21個入り)は、人気の定番具材のセットです。
一番人気の「野沢菜」、しめじや野菜を菜種油と醤油で味付けした「しめじ野菜」、塩味を効かした粒餡「あずき」、地元産のかぼちゃに味噌の隠し味を効かせた「かぼちゃ」、大根干しににんじんや玉ねぎを加え味噌で仕上げた「切干大根」、野菜たっぷりであっさりとした塩味「野菜ミックス」、甘さ控えめでりんご(ふじ)のサクサクとした食感が好評の「りんご」が入った7種類のおやきです。
ぜひ一度召し上がり、囲炉裏を囲むような気持ちで家族の団らんや友人との会話をお楽しみください。
- 第3セクター方式による新しい村づくり事業として弊社は誕生しました。
過疎化と高齢化の進む小川村では、60歳、70歳はまだまだ働き盛り。小川の庄では、「60歳入社・定年なし」の制度を設け、おばあちゃん達が、自分の技術や知恵を活かして働く場を作ることで、生涯現役で生きがいを持って働ける職場づくりや、地域の雇用促進に貢献しています。
この地域にはまだまだ多くの宝物が眠っています。 地域を掘り起こし、そのひとつひとつに光をあて、見つけ出し、磨きをかけて商品化させることで、活力ある地域づくりに挑戦していきます。
小川の庄が運営する「おやき村」は、長野市から西へ20km、久木本郷の峰という峠にあり、昭和61年に開村いたしました。おやき作り体験やそば打ち体験など、地元の伝統食を皆様にお伝えする取組みを行っております。
是非、ご家族や友人たちと一緒におやきをご賞味いただき、長野の郷土料理を楽しんでください。
(株式会社 小川の庄 常務取締役 秋山 秀樹)
長野の郷土料理である野菜たっぷりの縄文おやき。野菜の持っているうまみを皮の中で封じ込め、蒸されることで醸し出される絶妙な味わいは絶品。縄文おやきセット(21個入り)。