江戸時代文久元年(1861年)に一力亭から分家し、祇園花見小路通に炭屋として創業した「万治」。
以来、燃料を扱う商家から時代の移り変わりに伴って商材を変え、現在まで続いてきました。
しかし、先代が生まれたこの町家もいつしか空き家に。
そこで、女将北尾貴代子さんはこの町家を改装し、2017年にカフェとしてオープン。
観光客だけでなく、地元の人もホッと一息つける空間は、北尾さんの熱い思いから生まれました。
地元の人間として、祇園の文化を大切に継承していきたいという思いで、
オリジナルのお菓子をひとつひとつ心を込めて手作りしています。
京都にお越しの際はぜひ祇園のお店にお越しいただき、
思い思いになごむひとときを楽しんでいただければ幸いです。
祇園の「万治カフェ」からお届けする、素材にこだわって手作りした6種のクッキーの詰合せ。山椒とチョコ、大徳寺納豆とオレンジなど、京都らしい素材との組合せも秀逸で、つくり手のセンスと真心が伝わってきます。