2016/9/23

担当者の探訪日記 夏の思い出

いいもの探訪では、JR東海沿線各地の生産者の方々との出会いやつながりを大切に、訪れた土地土地の皆さまの想いのこもった”いいもの”をご紹介しています。

今度は、ご覧になったみなさんに実際に各地を訪れて”いいもの”に出会い、そして自分だけの”いいもの”を見つけてほしい。より多くのみなさんと各地の生産者の方々がつながるきっかけになりたい。そんな願いを込めて、今回は、いいもの探訪の担当者が各地をご訪問した記録を少しだけご紹介します。

今年も暑かった夏、二度と戻らない夏、みなさんはどのように過ごされましたか?来年はどんな夏にしたいですか?では、お楽しみください!

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こだわりのシャルキュトゥリー・サレゾン(加工肉・塩漬肉)「キュルノンチュエ」

特集記事などでも何度か登場している「キュルノンチュエ」。

ヨーロッパでも燻製品で名高いフランスのモルトオで修業した職人が、彼の地と気候や諸条件が近しい場所を探し歩いて、飛騨高山からほど近い山村に開いた生ハム、ソーセージ、ベーコン等のアトリエです。

まるでフランスの高原を思わせる外観。わくわくがはちきれそうです。

キュルノンチュエ01

お店に入ると何とも言えぬいい香りに包みこまれます。それもそのはず、白カビ熟成の乾燥ソーセージや生ハムが天井から所狭しと吊り下げられています。

ショーケースに並ぶのは、アルザス風レバーパテやモンペリアールのドライソーセージなど。木のあたたかみを感じる内装とこんなにも種類があるのか、という商品の数々に早々に圧倒されてしまいました。

キュルノンチュエ02

まずは食べてみて、と試食をいただきました。いつもは様々なソーセージのスライスを試食させていただけるようですが、今回は「いいもの探訪」の取材のために特別に「パテアンクルートもどうぞ」とのこと。定番のギフトセットには入っていない希少な商品です。

お肉のおいしさとパイ生地のサクサク感が調和して、「来てよかった」としばし放心状態です。

キュルノンチュエ03

いよいよ工房の中に入れていただきました。「キュルノンチュエ」を切り盛りしているのは工場長の吉川純さん。

「生ハムは、もともとの肉を削いで削いで、商品になるときには本当に小さくなってしまう。」、「ドライソーセージは時間をかけて仕込み、しかも一度に仕込める数は限られるのでいつも購入いただけるわけではない。」

手間のかかる工程について教えていただける吉川工場長の目は優しくて、我が子のように商品を愛している様子が伺えます。

キュルノンチュエ04

「ドライソーセージは、端を小さな木片で止めています。異物混入ではないかとのお問い合わせもいただきますが、これがフランス式なんです。安心して外して召し上がってください。」

言われてみれば、ソーセージといえばドイツのイメージが強かったのも事実。こんなに美味しいフランスのソーセージを私も友人にお裾分けしようとお持ち帰り。

包みを開けた瞬間、周囲に漂ういい薫り。びっくりする友人を尻目に、行ってきたばかりのキュルノンチュエに思いを馳せる私なのでした。

※「キュルノンチュエ(Curnontue)」の店名の由来は、フランスの地方料理の魅力を伝えた文人食通キュルノンスキーに敬意を表しつつ、フランス語で、「何故?(cur)」、「いけないの(non)」、「降参させる(tue)」を組み合わせて「美味しいもので貴方を参らせて何故いけないの?」との思いを込めた造語だそうです。思わず茶目っ気たっぷりの吉川工場長の顔が目に浮かびます。

キュルノンチュエ05
キュルノンチュエ06
キュルノンチュエ07

廃線跡を軽快に疾走「ガッタンゴー」

廃線後のレールの上をフレームで固定されたマウンテンバイクで走るという、新感覚の乗り物。

明治の中頃に完成した馬車軌道にルーツを持つ旧神岡鉄道が廃線になった後、地元の人々の「町のシンボル、地元民のルーツをそのままの形で残したい」という思いで誕生しました。

一緒に乗っていただいたのは、レールマウンテンバイク事務局の田口さん。地元育ちで明るい笑顔が素敵な女性でした。

ガッタンゴー01

実際に乗ってみると「ガッタンゴットン」というレールの継ぎ目の音や振動を直に感じることができました。

片道約2.9kmのコースには、旧駅舎や冷んやり真っ暗なトンネルがあり、すぐ側には川が流れていたりと、ちょっとした冒険気分で様々な景色を楽しめます。

電動アシスト付やグループ用のシートもありますので、お友達やご家族でのお出かけにおすすめです。

ガッタンゴー02

思い出いっぱいの夏 四季のある日本に生まれてよかった

まだまだご紹介しきれない、思い出いっぱいの夏を過ごしました。少しずつご紹介します。

来年はどんな夏がくるのかな。今から楽しみですが、その前には、紅葉の美しい食欲の秋、寒さの中にも雪が美しくイベント盛りだくさんの冬、新たな旅立ちの春、待ち遠しい季節が続きます。日本に生まれてよかった。

芳国舎

”いいもの”特集の「工芸品特集〜やきもの編〜」でご紹介した飛騨高山の「芳国舎」。

高山市の町並保存地区である上二之町にある直営店にお邪魔して、器や湯吞、カップといった 美しい渋草焼の数々を拝見したあと、近くの工房で絵付けの様子を見学させていただきました。 工程の全てを手作業で行っており、職人の皆さんは妥協を一切許さず、ひとつひとつ丁寧に心を 込めて作っていらっしゃいました。販売開始に向けて、いいもの探訪オリジナル商品も検討して いただいています。

芳国舎

牧成舎

こちらも”いいもの”特集でご紹介した飛騨古川の「牧成舎」。自然あふれる飛騨の地で、愛情たっぷりに育てられた健康な乳牛の新鮮な牛乳をもとにモッツァレラチーズ、ヨーグルト、アイスなどの商品を作っています。

製造工程や牧場を見せていただきましたが、乳牛たちは伸び伸びとした環境で過ごしており、健康な乳牛から搾乳された生乳は、そのまま工場に送られ、鮮度が良く濃厚な味わいの商品が作られていました。

牧成舎01
牧成舎02
牧成舎03

飛騨古川の町並み

高山市街から車で40分。飛騨古川の落ち着いた町並みが広がっています。木工の技をつたえる伝承館やいくつかの酒蔵、そして町中を流れる鯉の泳ぐ水路。情緒あふれる景色です。

飛騨古川の町並み02

奥飛騨のチョウザメ

いいもの探訪でもご紹介している、奥飛騨キャビア。 キャビアをとるチョウザメは、奥飛騨の北アルプスの伏流水で育てる環境で、すくすくと育っていました。

奥飛騨のチョウザメ01
奥飛騨のチョウザメ02
奥飛騨のチョウザメ03

編集後記

お楽しみいただけましたか。

今回は担当者が各地へ赴いた際の様子をご紹介させていただきました。

JR東海沿線の各地には、その土地ならではの原材料や作り手のこだわり、長年のくらしとともに根付いてきた文化など、素晴らしくて、これまで知らなかった魅力がたくさん詰まっています。

私たちはみなさんにもぜひ各地を訪れて、同じ感動を味わっていただきたいいと思っています。まもなくいいもの探訪では、”いいもの”をお取り寄せいただけるようになります。いいもの探訪に掲載する写真を撮影したり、ご紹介文を生産者の方に確認いただいたりと大忙しですが、多くの方々にJR東海沿線の魅力を知っていただくきっかけになりたいという思いで、担当者一同、楽しみながら進めています。

Facebookなどでも随時様子をお知らせしていきますので、いいもの探訪の今後にご注目ください。

一生懸命に駆け抜けた、いい夏でした。皆さんの夏の思い出も教えてくださいね!

※写真・イラストは全てイメージです。

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