めくるめく奥深き「あんこ」の世界 めくるめく奥深き「あんこ」の世界

素材はシンプルでも様々な表情をみせるあんこ。
あんこをこよなく愛する、日本あんこ協会会長の
にしいあんこ氏に菓子の
トレンドや
たのしみ方をうかがいました。

にしいあんこ
<プロフィール> にしいあんこ
全国600名以上のあんこ愛好家で組織される日本あんこ協会会長。あんこ普及・振興のため、全国のあんバサダーとともに全国各地であんこイベントを主催。

3つの潮流、あんこ菓子最前線

最近のあんこ菓子には、大きく3つのニューウェーブが到来している印象を受けます。ひとつは、あんこ菓子のパステルカラー化です。昔から和菓子は季節感を取り入れ、色彩豊かなものが作られてきました。昨今、若い人たちの間で日本文化が再び脚光を浴び始めるとともに、インスタグラムなどソーシャルメディアが生み出した‘映え’(ばえ)のブームが相まって、あんこ菓子は今、これまで以上に華やかな食べ物になりつつあります。

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ふたつ目の潮流は、ちょっとずつ色々なものを食べ比べできる商品ラインナップになって来ていること。最近はひと口サイズのあんこ菓子が種類豊富にシリーズ化し作られている傾向にあります。グローバル化により、あんこ菓子の素材の多様化が進み、これまでになかった味や食感のアイデアがバブルのように生まれてきていると感じます。また情報社会の発展により、消費者であるあんこファン側にも色々なものを一度に食べ比べしてみたいというニーズが生まれてきています。

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そして最後に、パッケージの宝石箱化です。ひと口サイズのあんこ菓子をただバラ売りするのではなく、ひとつの可愛いパッケージや化粧箱などに詰め合わせて販売されるケースが増えてきています。ふたを開けるとそれはもうあんこの小宇宙です。色とりどりのかわいいあんこ菓子がぎゅっと敷き詰められ、あんこファンの小さな幸せを演出してくれる宝石箱と化すのです。まさに現代のあんこファンの心をつかんで離さない進化系あんこ菓子であり、あんこファンの胸を高鳴らせてくれます。

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JR東海沿線のあんこ菓子を
食べくらべ

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両口屋是清 ささらがた

両口屋是清 ささらがた

甘美でありながらもミニマルな印象のおしゃれなあんこ菓子。特に大納言と村雨あんの組み合わせは風味・食感ともに絶品です。

京菓匠 笹屋伊織 どら焼

京菓匠 笹屋伊織 どら焼

どら焼きファンなら必食の銘菓です。クレープを重ね巻きするように作られたもちもち食感の生地に藤むらさき色の美しいこしあんがたっぷり。ひと口で心を奪われます。

京都洛北 上生菓子 おとぎ草子

京都洛北 上生菓子 おとぎ草子

現代のあんこ菓子の潮流をとらえた進化系上生菓子。重箱にキレイに敷き詰められたお菓子たちは、上品な造りをそのままに、彩り豊かにたくさんの味や食感を愉しめます。みんなで食べるあんこ菓子としておススメです。

信州里の菓工房 信州伊那栗を味わう栗焼き菓子詰合せ

信州里の菓工房
信州伊那栗を味わう栗焼き菓子詰合せ

信州の名産、伊那栗を味わい尽くすならこれ。栗きんとんをつぶあんで包み焼き上げた栗あんぱんや焼きモンブラン等、色んな栗の素顔に出会える贅沢セットです。

本家菊屋 御城之口餅

本家菊屋 御城之口餅

とろけるようなふにふにの餅生地と、味か濃く存在感あるつぶあんの組合せが特徴的。ひと口サイズで食べやすく、「もうひとつ!」とクセになるうぐいす餅の原型といわれるお菓子です。

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