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京都宇治 中村藤吉本店 玄米茶飲み比べセット

京都宇治より、茶商・中村藤吉本店の玄米茶3種を飲み比べで楽しめるセット。玄米茶ならではのほっと落ち着く味わいをご家庭でどうぞ。

  • 2,596円(税込)
  • 内容量:並玄米茶100g、かぶせ玄米茶100g、抹茶入り玄米茶100g
    賞味期限/消費期限:6ヶ月
    保存方法:常温
    お知らせ:季節により、箱の色が画像と異なる場合がございます。
    化粧箱サイズ:22.3×25×3.2cm
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    京都宇治 日本茶のふるさと

      かつてこの国にはじめてお茶がもたらされたのは平安時代。空海や最澄らの僧が中国より種を持ち帰ったことによって始まりました。種を伝えられた栂ノ尾高山寺(こうざんじ)の僧、明恵上人(みょうえしょうにん)が、より良い産地を探すうち、ここ宇治に辿り着いたのだといいます。
      宇治は京都の南に位置し、1000年の昔、紫式部が源氏物語の最後の舞台にここ宇治を選びました。平等院、宇治上神社が今に伝えるように、平安の昔、貴族たちにとって祈りと癒しの地であったこの地は、京都市内とは少し違ったたおやかな雰囲気を醸し出しています。とうとうと流れる川は、お茶の栽培に適した湿度をこの地に与えました。
      上流階級の人々のたしなみとしてはじまった喫茶の習慣は、社交の道具として武家社会に広まり、やがて茶道として完成されます。それは礼節やもてなしの心を基本とする日本文化の礎となりました。村田珠光(むらたじゅこう)、武野紹鴎(たけのじょうおう)、千利休など、歴史に名を残した数々の茶人たちと共に、その茶の文化を支えたのは茶商たち。特に煎茶や玉露など、新しいお茶を生み出してきた宇治の茶商の存在が、宇治茶を世に知らしめることとなったのです。
      幕末、1854年の創業以来、中村藤吉本店はこの宇治の地で、それぞれがもつ本来のおいしさを引き出したお茶を発信してきました。

    中村藤吉本店の玄米茶を飲み比べ

      玄米茶は、大きくなった煎茶などに炒った玄米を混ぜたお茶です。からりと炒った玄米のこうばしい香りは、ほうじ茶などとは異なるこうばしさをお茶の風味に加えてくれます。お茶と玄米を約半分ずつブレンドしていますので、口当たりや風味がとても軽く、どのようなシーンでも気軽に飲めることも魅力の一つです。
      
      この「京都宇治 中村藤吉本店 玄米茶飲み比べセット」は、お茶漬けなどにもおすすめの玄米茶を3種の味わいでお届けします。
      まず、並玄米茶はかなり大きくなった煎茶に、玄米をブレンドしています。一番の特徴はさっぱり感。大きくなった煎茶は味が薄めですので、ほどよい苦渋味が香ばしさと合わさり、濃すぎない甘味や苦渋味が広がります。ゴクゴクと何杯でも飲めるようなライトテイストです。

    ほっとする香ばしい味わい 

      かぶせ玄米茶はその名の通り、かぶせ茶に玄米を混ぜており、香ばしさとまろやかな甘みが持ち味です。通常玄米茶は香りを出すために、熱湯でいれることが多いのですが、このかぶせ玄米茶は少し湯冷ましをすると煎茶の玄米茶にはない、まったりとした口当たりと甘味を楽しむことができます。
      そして、抹茶入り玄米茶は、煎茶と玄米を混ぜた後に少量の抹茶を加えたものです。抹茶の甘味、煎茶の苦渋味が香ばしさと一緒になり、少し濃いめに感じる風味、まろやかな口当たり、緑色の鮮やかな見た目が特徴です。
      玄米茶ならではの香ばしさを、この「京都宇治 中村藤吉本店 玄米茶飲み比べセット」でお楽しみください。

    つくり手のこだわり

    • つくり手
    •   ときは幕末、尊王攘夷が叫ばれ、長い鎖国の時代は終わりを告げようとしていた安政元年(1854年)、中村藤吉本店は創業しました。鳥取藩主池田公と縁の深い御物茶師星野宗以や、「不昧公」の名で茶人としても知られる松江藩主松平治郷など、様々な茶人との関わりの中で、創業以来茶業ひとすじに励み、それぞれのお茶の「らしさ」を追い求めて参りました。煎茶は煎茶らしく、覆いをしない露地栽培の煎茶で、清々しい清涼感に溢れたものを。玉露は玉露らしく、しっかりと手間暇をかけた覆下栽培の玉露で、重厚な旨みを持つものを。形や見た目のみにとらわれず、飲んで美味しいと思えるお茶をこれからも提供したいと思います。
        お茶をスウィーツや食事としてもお楽しみいただけるカフェを併設した宇治本店の建造物群は、明治期の茶商屋敷の代表的な建物群として、文部科学大臣により「重要文化的景観」の一部に選定されております。本店にも掲げ家訓としている幕末の英雄勝海舟から賜った「茶煙永日香」の言葉通り、子々孫々にわたり、宇治の地で茶の商いに精進し、当家の茶の薫煙を絶やさぬように努めて参りますので、ぜひお茶を楽しみに宇治にもお運びいただければ幸いです。

      (中村藤吉本店)
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    アレルゲン

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