

伝統の製法による、歯切れ良いなめらかな食感
名古屋の老舗和菓子店である餅文総本店で作られる「献上外良(ういろ)」は、厳選された米粉を使用し、原料の風味、持ち味をそこなわない卓越した伝統の製法により、手づくりでしか作り出せないもっちりした歯ごたえと歯ぎれの良さを合わせもつ、極めて上品な風味を今に伝える逸品です。
容器に入れた湯に砂糖を溶かし、これに米粉を入れて温度が下がらないうちにすばやく混ぜます。わずか15秒程度のかき混ぜる時間が仕上がりの善し悪しを決めるため、職人の腕にかかっています。
350年の歴史を持つ老舗の味
名古屋名物として親しまれている「ういろ」。漢字にすると「外郎」または「外良」と書き、語源は約600年前にさかのぼります。 もともと外郎は、応安年間、元の国の礼部員外郎職(薬を扱う職)だった陳宗敬が日本に帰化した際、筑前博多に伝えた咳止めの秘薬「透頂香」の別名でした。菓子の方は「外郎もち」と言われていましたが、黒砂糖を使い、薬の外郎によく似ているのでこの名がついたと言われています。
ごろごろとした栗がふんだんに入っている一番人気の「献上外良(栗)」と、甘さを抑えた3種の餡(こし餡、ゆず餡、抹茶餡)を歯切れ良いなめらかな生地で包み絞った「花しぼり」を詰め合わせた「味楽詰合せセット」は、普段使いから季節のご挨拶やお土産など、様々なシーンで選ばれています。
餅文総本店は創業1659年、350年の歴史を持つ老舗です。尾張藩の御用商人だった初代餅屋文蔵が、二代目藩主徳川光友の知恵袋として仕えた明の国出身の陳元寶から製法を教わり、藩主に「ういろ」を献上してきたと伝えられています。
職人の手により、卓越した伝統の製法で生み出された当店こだわりの「ういろう」は絶品です。
手づくりならではの、もっちりした歯ごたえと歯ぎれの良さを一度味わってください。
上品な甘さと風味を感じてください。
(株式会社餅文総本店 統括店長 東 稚人)
名古屋の老舗和菓子店である餅文総本店で作られる「献上外良(ういろ)」は、伝統の製法による、歯切れ良いなめらかな食感が特徴。1番人気の献上外良(栗)と花しぼり3種のセットです。